No.1074(2019.04)

【『死者の行方』品切れ・『安倍晴明「占事略決」詳解』残部僅少】

 おかげさまで上記の2点、売れました。でも岩田書院では、もう増刷しません。
 佐藤弘夫『死者の行方』A5判・上製・252頁・本体2800円
1刷(2008.3/1200部)、2刷(2008.7/600部)、3刷(2008.08/1000部)、4刷(2009.07/1000部)、累計3800部。刊行後1年半で2800部売ったあと、4刷の1000部を売るのに約10年かかった。
 松岡秀達『安倍晴明「占事略決」詳解』A5判・並製・170頁・本体2400円+CD-ROM
1刷(2007.7/1000部)、2刷(2010.12/500部)、3刷(2016.2/500部)、累計2000部。2刷の500部を売るのに7年かかっているのに、3刷の500部は3年でなくなる。なんで?。想像だが、内容的に古くなっていないことと、ネットの普及でこの本にアクセスしやすくなったせいではないかと。アマゾンを通じて、途切れずに注文が入る。
 「死者〜」は、文庫に入れてもらって、より広い読者に読んでもらえる本。
 「安倍〜」は、この傾向の本を出版しているところから 出してもらって、そっちの方面に宣伝すれば、まだ売れる本。
 と言うわけで、岩田書院の役割は、とりあえず終わったかな。あとは、著者にお任せしてある。印刷所のデータは、その印刷所を使って印刷する場合、無償で使用可とします。オファー、お待ちしてます。
 【追記】そのご『安倍晴明「占事略決」詳解』も品切れになりました。