No.85 1997年7月
【神様は休めとは言わないのか】
 4月13日の朝、うちのカミさんが、急にお腹が痛いといって七転八倒して苦しみだした。子どもたちを学校に送り出したあと、病院につれていったら、急性虫垂炎(盲腸)で、その日の午後に手術。本人も苦しかったろうが、さあ、それからが大変。
 なにしろ、日頃うちのことを何もしないでいたもんで、どこに何があるのかさえよく判らないし、中・小・幼の3人の子をかかえて、どうすりゃいいんだ…。まずは、その日の午後から出張に行く予定を取り止めてから、田舎のおふくろさんに緊急出動を要請して急場をしのぐことにした。
 お陰さまで本人も無事退院。カミさんの友達が言うには、神様が休めって言ってるのよ、だからこの機会にしっかり休んどきなさいヨ、と。てぇことは、この私にゃ、神様は休めとは言ってくれないようだ。
 緊急事態をどうにか切り抜けたものの、4月・5月の2か月で計10点の新刊を出した疲れもでて、6月は結局1点しか出せなかった。
     
  *次のNo86に書いたように、うちのカミさんが入院したのは「6月」です。

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