情報保存研究会/社団法人日本図書館協会共催シンポジウム
資料保存を実践する ―事例に学ぶ現場の知恵―
開催趣意書
昨年(2008年)10月に開催したシンポジウム『図書館・アーカイブズにプリザベーション・マネジメントを着地させるには―「調査と計画、そして実行」のケース・スタディ―』では、資料収集や蔵書構築などの仕事と有機的に連動した組織的・体系的な取組み=プリザベーション・マネジメントという考え方を前提に内外から講師をお招きして、さまざまな事例をもとに紹介し好評をもって迎えられました。
今回のシンポジウムではより具体的な事例について、被災資料の救出や映像資料の保存、デポジットライブラリの活動など多様な報告をしていただきます。資料の保存をどのように実践し、さらにどのような課題が発生しているのか、資料保存の現場が日々抱える課題を解くためのたくさんのヒントがここにはあります。
情報保存研究会と日本図書館協会は、別紙の要領で『資料保存を実践する−事例に学ぶ現場の知恵−』と題するシンポジウムを開催いたします。皆様のご賛同、ご参加を心よりお願いする次第です。
記
会場:江戸東京博物館1階ホール
講演:特別講演 後藤 仁(神奈川大学法学部教授)
「公文書館理法の成立と今後の地方自治体の動きについて(仮題)」
:特別講演 蛭田廣一(小平市企画政策部市史編さん担当参事)
「アーカイブの新しい形(仮題)」
講演1 高橋由美子(十日町情報館)
「資料の救出から、整理・保存・活用へ(仮題)」
講演2 河野未央(尼崎市立地域史料館嘱託・歴史資料ネットワーク事務局員)
「水損資料を救う 風水害からの歴史資料保全(仮題)」
講演3 小納谷雅明(NHK川口アーカイブス館長)
「テレビ映像資産の継承 NHKアーカイブスの現状と課題
講演4 齊藤誠一(多摩デポジットライブラリー事務局長 千葉経済大学教授)
「公共図書館と協力依頼(仮題)」
後援: 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会 日本アーカイブズ学会 専門図書館協議会 国立大学図書館協会 私立大学図書館協会 文化財保存修復学会 ARMA東京支部 企業史料協議会 記録管理学会 全国大学史資料協議会 アート・ドキュメンテーション学会(以上予定)
併催事業: 情報保存研究会会員他による展示会
情報保存研究会
会長 八木和久
〒113-0033 東京都文京区本郷1-14-2-71
JHK事務局
TEL:03-3813-5909
社団法人日本図書館協会
理事長 塩見昇
〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14
TEL:03-3523-0811