民俗芸能研究

民俗芸能学会 編
(代表理事:茂木 榮)


第75号(2024.06)
A5/143p 1500円
「花祭り」地帯の「大神楽」と白山信仰 小島 瓔禮
埼玉県秩父地方における御田植神事 高橋 寛司
鶴岡八幡宮における鎌倉神楽
−年中祭祀の変遷から考える−
軽部  弦
下北半島の能舞 外崎 純一
ビデオ編集ソフトを用いた古戸の花祭り「鎮めの舞」のビジュアル化への試論 平井 暁子


第74号(2023.10)
A5/184p 1500円
「三匹獅子舞」の諸相と形態にみる特徴
−神奈川県域の事例を中心に−
鈴木 通大
中世房総の菩薩面と迎講
−千葉県君津市建暦寺所蔵菩薩面の事例から−
渡邊 浩貴
熱田神宮における神楽と社人の活躍
−近年の資料調査の成果から−
鬼頭 秀明
御神木からみえてくるもの
−全国の御神木撮影を通じて−
松本  滋
民俗“芸能研究”の発見
−“民俗芸能研究”とはなにか、を問う−
森尻 純夫
書籍紹介  
 高知県教育委員会編『高知県の民俗芸能−高知県民俗芸能緊急調査報告書』 大森 恵子
民俗芸能研究文献目録 −令和2年・令和3年− 編集委員会


第73号(2022.09)
A5/123p 1500円
<シンポジウム:民俗芸能調査研究の体験的手法と分析>
大阪の灯火風流 −その源流と変容− 三田村佳子
南九州の内侍舞 松原 武実
「宿借り神事」類型化の試み
 −出雲・佐太神社「宿かりの神事」の儀礼および意義に関する分析に向けて−
風早 康恵
消えゆく奥三河の民俗芸能の現状報告 松下 恒雄
中国少数民族の村にいく 野村 伸一
書籍紹介 野村伸一・竹内光浩・保立道久編
 『能楽の源流を東アジアに問う−多田富雄『望恨歌』から世阿弥以前へ』
茂木  栄


第72号(2022.03)
A5/74p 1500円
<シンポジウム:民俗芸能調査研究の体験的手法と分析>
 「早池峰神楽」から南インド「歌舞劇ヤクシャガーナ」「憑霊儀礼芸能ブータ」に至る 森尻 純夫
 東アジアの巫と儺の祭儀−祭祀芸能の源流に学ぶ− 野村 伸一
国内のサーカス産業と「見世物」
−行為論から見た見世物小屋−
門傳 仁志
西浦田楽における象徴的意味と祈願 櫻井 弘人
シンナラシのことなど 水野 一典
書評 松岡薫『俄を演じる人々−娯楽と即興の民俗芸能』 宮田 繁幸


第71号(2021.09)
A5/100p 1500円
脱構築的三拍子考 −神楽囃子の音楽記号学− 川ア 瑞穂
神楽能「天神」考 藤原 宏夫
民俗芸能における映像記録の問題点と芸術的表現の重要性 生田  浩
江津市桜江町長谷甘之宮神社の儀礼と芸能
 −お改め神事・イカリ神事・大元神楽・田植踊り−
風早 康恵
折口信夫の田楽論 近藤 大知
書籍紹介 笹森建英著『津軽のイタコ』 久保田裕道
鳥越文蔵先生を悼んで 板谷  徹


第70号(2021.03)
A5/158p 1500円
<民俗芸能をつなぐ/民俗芸能研究をつなぐ>
 令和2年度オンライン大会フォーラム
 第一部:各地の会員をつなぐ −民俗芸能と研究の現況−
  聞き手・趣旨説明 大石泰夫
高久 舞
  話し手 外崎純一
阿部武史
垣東敏博
武田俊輔
神野知恵
福持昌之
石山祥子
柴田真希
  アンケート:各地の報告 石井聖子
梅野光興
 第二部:民俗芸能のネットワーク組織と研究者
  −これまでとこれから−
  司会・趣旨説明 舘野 太朗
  神奈川県民俗芸能保存協会 大谷津早苗
  「南信州民俗芸能継承推進協議会」の取組と課題 小川 直之
  山形県の民俗芸能ネットワークの現況と研究者の役割 菊地 和博
  質疑 (コメンテーター)
久保田裕道
「風流踊」のユネスコ無形文化遺産への提言について 吉田 純子
二〇二〇年コロナ顛末記  水野 一典
書評  
 武田俊輔著『コモンズとしての都市祭礼 長浜曳山祭の都市社会学』 俵木  悟
 米良山の神楽記録作成調査委員会/ほか編『米良山の神楽調査報告書』 鈴木 正崇
 荒尾市文化企画課編『野原八幡宮風流』 高嶋 賢二
書籍紹介 八王子市教育委員会編『八王子車人形調査報告書』 高久  舞
民俗芸能研究文献目録 令和元年 伊藤 純編


第69号(2020.09)
A5/136p 1500円
<シンポジウム:民俗芸能と宗教の関係を問い直す>
 趣旨説明 小川 直之
 「来訪した瞽女さ、実は神様だ」 鈴木 昭英
 双盤・ドラマ化された念仏 坂本  要
 遠山霜月祭における八幡信仰と御霊信仰 櫻井 弘人
 討論 司会:
小川直之
奥三河の太神楽再考
 −「生まれ清まり」と「浄土入り」を通して
櫻井 弘人
知多半島「朝倉の梯子獅子」の戦後における伝承の変容
 −文字メディアの影響に注目して−
牧野 由佳
東京都民俗芸能大会私見 中村  規
書評 坂本要編『東国の祇園祭礼−茨城県霞ヶ浦周辺地域を中心に−』 内山 大介
新刊紹介 櫻井弘人著『民俗芸能の宝庫−南信州』 入江 宣子
卒論発表会要旨  
 なぜ「島原の子守唄」は毎晩八時に流れているのか
  −歌の展開と受容−
松尾 有起
調査報告書紹介  


第68号(2020.03)
A5/140p 1500円
風流拍子物と祇園祭の笠鉾 植木 行宣
都市祭礼と芸妓
−なぜ芸妓は加賀獅子の囃子方になったのか−
大門  哲
米良山中、尾八重神楽の概要と現況 生田  浩
阿波の「三番叟まわし」「えびすまわし」「箱まわし」 皆川  孝
書評  
 坂本要著『民間念仏信仰の研究』 鈴木 正崇
 由利本荘市・にかほ市各教育委員会編『鳥海山北麓の獅子舞番楽』刊行と番楽研究の課題 小田島清朗
追悼特集 高山茂代表理事 鳥越文蔵
小島美子
松田訓
山路興造
中村規
浅野久枝
松田香代子
福田裕美
田村明子
茂木栄
民俗芸能研究文献目録−平成30年 伊藤 純編

第67号(2019.09)
A5/162p 1500円
<平成30年度民俗芸能学会大会シンポジウム「民俗芸能研究の新しい視点に向けて」>
 趣旨説明 俵木  悟
 構造主義的芸態研究序説
  −囃子のモチーフに着目して−
川ア 瑞穂
 民俗芸能研究を広げるための一試論
  −芸北神楽のGHQ神話の検討を通して−
鈴木 昂太
 関係のなかで民俗芸能をとらえ直す
  −もの、偶然性、意図されなかった結末−
塚原 伸治
「佐陀神能」再考
  −「佐陀神能」は慶長期以降の改革神楽である−
山路 興造
評議員のページ  
 兵庫県の民俗芸能 久下 隆史
 民俗芸能研究への提言
  −東アジア文化共同体に向けて−
野村 伸一
書評  
 俵木悟著『文化財/文化遺産としての民俗芸能−無形文化遺産時代の研究と保護』 久保田裕道
 竹内勉編著『日本民謡事典』
  (T北海道・東北、U関東・甲信越・北陸・東海、V関西・中国・四国・九州)
島添貴美子
新刊紹介  
 島田大祭史研究会編著『島田の帯まつり 練る・舞う・奴振り・踊る』 入江 宣子
追悼 高山茂代表理事の逝去を悼む 茂木  栄


第66号(2019.03)
A5/166p 1500円
鹿島事触の口上芸 福原 敏男
富山県西部の獅子舞の現状と課題
 −高岡市南部地域獅子舞実態調査と獅子舞マップ作製の意義−
平島 朱美
民俗芸能研究と祭礼研究 −角館のお祭りの事例から− 中里 亮平
評議員のページ  
 奄美島唄研究の現状と課題 酒井 正子
 九州の瞽女とコンクヮイ 福島 邦夫
 民俗芸能復活の一事例 -宇賀神社の獅子舞の場合- 藤原 宏夫
書評 保坂達雄・福原敏男・石垣悟著『来訪神 仮面・仮装の神々』               鈴木 正崇
書籍紹介 神田より子著『鳥海山修験』 神田 竜浩
調査報告書紹介  
民俗芸能研究文献目録 −平成29年− 伊藤 純編


第65号(2018.09)
A5/113p 1500円
「カミなき祭り」の創出と継続
 −「火の国まつり」と「おてもやん総おどり」を中心に−
福西 大輔
北信濃の「灯籠揃え」 −多様化する灯籠風流− 三田村佳子
「通りもの」考 山路 興造
史料紹介 大神楽曼荼羅−山内花祭り花太夫・榊原家所蔵曼荼羅− 山ア 一司
南信州における無形文化遺産の継承と活性化の取り組み 櫻井 弘人
書評 川崎瑞穂『徳丸流神楽の成立と展開−民族音楽的芸能史研究−』 小野寺節子
書籍紹介  
 大石始著、ケイコ・K・オオイシ写真
  『ニッポンのマツリズム 盆踊り・祭りと出会う旅』               
舘野 太朗
 橋本裕之監修、中村亮編『明日の例大祭を考える−福井県三方郡美浜町の彌美神社例大祭をめぐる活動記録−』から祭礼・民俗芸能の継承を考える 小川 直之
調査報告書紹介(4)  


第64号(2018.03)
A5/120p 1500円
唯一神道化する神楽についての一考察
 −近世前中期・鷲宮神社の神楽改革−
矢嶋 正幸
無形文化遺産登録を乗り越える
 −宮城県仙台市「秋保の田植踊」から考える−
沼田  愛
神奈川県民俗芸能保存協会のあゆみ 石井 一躬
組踊三〇〇年と『冊封全図』の調査 茂木 仁史
書籍紹介 菊地和博著『東北の民俗芸能と祭礼行事』 高山  茂
新刊紹介  
 呉屋淳子著
  『「学校芸能」の民族誌 創造される八重山芸能』
舘野 太朗
 三上敏視著『新・神楽と出会う本 歌・楽器・お囃子』                 入江 宣子
調査報告書紹介  
民俗芸能研究文献目録(平成28年) 伊藤 純編


第63号(2017.09)
A5/154p 1500円
高原町「神舞」の伝承組織と演目構成 大山 晋吾
広島県の神楽が経験した近代
−政治・民俗学・国家神道−
鈴木 昂太
奄美における芸能文化の生成と現状
−「節田マンガイ」と「湯湾釜むちもれ踊り」を事例として−
立神 作造
コモンズとしての山・鉾・屋台をめぐる社会関係
−長浜曳山祭における曳山の管理とその変容を手がかりとして−
武田 俊輔
連続講座「神祭の芸能」顛末記 佐藤 恵里
奈良県の「大立山まつり」について 鹿谷  勲
震災後の福島県の無形民俗文化財の現状と課題 懸田 弘訓
書評と紹介                    
 高久舞著『芸能伝承論−伝統芸能・民俗芸能における演者と系譜−』 丸山 妙子
 神野知恵『韓国農業と羅錦秋女流名人の人生と近現代農業史』 舘野 太朗
 郡上市伝統文化活性化実行委員会編『寒水の掛踊調査報告書』を巡って 山路 興造
 竹内道敬編著『江戸の祭礼番付資料集成 その壱 一枚番付』 福原 敏男
 橋本裕之『王の舞の演劇学的研究』 垣東 敏博
 調査報告書紹介  


第62号(2017.03)
A5/150p 1500円
奥三河の花祭り・神道花の成立
 −奥三河にとっての明治維新−
矢嶋 正幸
嶽神楽の明和年伝承古文書
 −東和町中内連中への歌本−
粒針  修
日立風流物を継承する場でいま求められていること
 −ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の憂懼−
清水 博之
鹿児島県内民俗芸能の要点と比較視点について 下野 敏見
越後瞽女の組織の様態
 −町方集団と里方集団の違いを通して−
鈴木 昭英
地方の文化「民俗芸能」にかかわって
 −伝承者と行政との二股経験から−
松田  訓
書籍紹介  
 山ア一司著『「花祭り」の意味するもの−早川孝太郎「花祭」を超えて−』                   鷲野 正昭
調査報告書紹介  
新刊紹介  
 井澤壽治編『座敷唄集成』(全132曲歌詞) 福原 敏男
 植木行宣・福原敏男著『山・鉾・屋台行事
  −祭りを飾る民俗造形−』
入江 宣子
民俗芸能研究文献目録−平成27年 伊藤 純編


第51号〜第61号
各1,500円(税別)
                            
第1号〜第50号(1985-2011)
 揃65,000円(税別)
在庫のある号は、分冊売り可。各1,300円(税別)
在庫状況は、
http://www.iwata-shoin.co.jp/zaikoichiran.xls
商品コードZ56000
でご確認ください。

総目次は学会のウェブサイトに。
http://www.minzokugeino.com/backnumber.html
                            
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