寺社と民衆 民衆宗教史研究会 http://minsyuuken.blog.fc2.com/ 第４、８、９、１０、１２号は品切れ

第13号（2017.03）
B5/82p　1500円（税別）
上級僧侶の一揆		呉座　勇一
『中世の変革と徳政』その後 二二年分の批判に答える 　　−｢『元寇』・倭寇・日本国王」再論(前)		海津　一��
｢一遍聖絵」に描かれた「実景」と一遍の遊行地		石塚　　勝
戦国期における神仏誹謗に関する一考察		稙田　　誠
一向俊聖伝の考察 　−『一向上人縁起絵詞』を中心として−		井澤　隆浩
手紙より見たる雲華上人の生活と思想 　−雲華書簡全五十通の翻刻と解題−		湯谷祐三 廣森美枝子
時衆文献目録補遺(1)		小野澤　眞
第12号（2016.03）
B5/114p　品切れ
＜特集１：中近世の石造物＞
転用石造物にみる宗教観		狭川　真一
武蔵多摩郡伊奈村の石工と門開き行事		内山　孝男
東京都あきる野市周辺の近世の札所について 　　−百寺蔵めぐり・小川三十三か所霊場・武玉八十八か所−		佐野　泰道
＜特集２：多角的な時衆研究＞
｢一遍聖絵｣の｢白川の関｣と｢祖父通信か墳墓｣		石塚　　勝
時宗寺院の納経拝札 　　−安永八年、徳川家治将軍世子、大納言家基の場合−		古賀　克彦
戦前版『時宗寺院名鑑』 　　−｢寺院消滅｣時代の手がりとして		小野澤　真
経典と霊験について 　　−説話・軍記における功徳・応報譚の展開−		加増　啓二
吉野山の隔夜について		山本　　潤
図書館と歴史学研究　−利用者の視点から−(2)		宮井　善俊
今の高校生と日本史		祢津　宗伸
第11号（2015.03）
1500円（税別）
＜創刊10周年記念特集：時衆研究の最前線＞
鎌倉後期伊予の二つの寺院　−一遍と凝然−		山内　　譲
近世後期の俗聖の身分向上をめぐる一考察		菅根　幸裕
『一遍聖絵』の中の一遍伝記		石塚　　勝
一向諸伝の成立について		井澤　隆浩
椿之本陣宿帳と遊行日鑑　−元禄十三年〜延享五年−		古賀　克彦
神奈川宿本陣日記と遊行・在京日鑑　−文政七年−		古賀　克彦
『中世時衆史の研究』その後　−牛山佳幸書評を拝読して−		小野澤　眞
円珍晩年の「辟支仏」とは誰のことか 　−宇多天皇の信仰をめぐり聖宝との接点を探る−		湯谷　祐三
野田地方の赤痢猖獗と民間信仰		石田　年子
醍醐寺釈迦堂の「修二月」について		山本　　潤
図書館と歴史学研究　−利用者の視点から(1)−		宮井　善俊
第10号（2014.03）
品切れ
＜平松令三博士追悼・常磐井慈裕顧問真宗高田派法主就任記念＞
日本中世仏教の基層と時衆		常磐井慈裕
近世における寺院一山組織の形成 　−伊賀国観菩提寺を事例に−		松金　直美
雲華院釈大含信慶講師(雲華上人)年譜稿		湯谷　祐三
信州高島藩における植林と苗畑の利用 　−湯沢御林を事例に−		坂本　達彦
旧下練馬村の半檀家制について		安藤久瑠美 福島菜摘 菊地照夫
僧侶妻帯・世襲考 　−時宗寺院文化財調査報告概報(その二)をかねて−		小野澤　眞
「近侍者記録」に見る霊山正法寺遊行支配関係記事		古賀　克彦
『園城寺記録』に見る遊行三十三代満悟記事		古賀　克彦
書評　平松令三著『親鸞の生涯と思想』		古賀　克彦
風俗産業労働者に対する聴取 　−逞しき現代の“棄民”−		宮井　善俊
第９号（2013.03）
品切れ
修験道系柱松をどう捉えるか 　−和歌森太郎と五来重の所論を踏まえて−		由谷　裕哉
真言宗・東寺と山伏　−中世修験道史研究の課題をめぐる研究ノート−		長谷川賢二
北畠氏の神三郡進出 −『宏徳寺旧記』収載文書への検討を通じて−		大薮　　海
史料紹介：高野山金剛峯寺『金堂修正法則』		山本　　潤
史料紹介：「近侍者記録」に見る天保年間の番場・天童関係記事 　付・天明元年の市屋金光寺関係記事と新女院使来山記事		古賀　克彦
資料紹介：時宗寺院文化財調査概報(1)		小野澤　眞
研究動向：「文献史料が語る火葬の風景」 　−第四回中世葬送墓制研究会に参加して−		玉井ゆかり
書評：金益見『性愛空間の文化史』		阿部　憂糺
批評：大河ドラマ「平清盛」「八重の桜」雑感 　−歴史教育と郷土意識−		宮井　善俊
第８号（2012.03）
品切れ
現地報告：東日本大震災宮城県沿岸部板碑の被災状況 　−松島町雄島、東松島市、石巻市多福院・海蔵庵−		七海　雅人
『一遍聖絵』に描かれた一遍と神々 　−「仏法を求める垂迹神」をめぐって−		上原　雅文
オオナムチ・スタナヒコナの国作り神話と稲霊信仰		菊地　照夫
平安時代後期の一切経と録外		生駒　哲郎
史料紹介　秩父今宮神社と維新期の文書		西村慎太郎
書評　家田足穂『「捨てる」という霊性−聖フランシスコと一遍上人−』		秋月　俊也
紹介　由谷裕哉編著『郷土再考　新たな郷土研究を目指して』		小野澤　眞
踏査報告　行基ゆかりの河内七墓と現代の火葬場 　−大阪府東大阪市−		宮井　善俊
第７号（2011.03）
1000円（税別）
中世東大寺における堂舎の防災と興福寺		西尾　知己
参詣者側からみた神仏分離と山岳信仰 　−羽黒山西蔵坊所有房総登山帳の分析−		菅根　幸裕
百怪祭 　−陰陽道祭祀からみた中世における怪異意識の変容−		太田まり子
『西大寺末寺帳』寺院比定試案		小野澤　眞
本居宣長における『古事記』上巻神話の意味		阿部　洋子
洛陽三十三所観音に関する調査報告(2)		細川　武稔
遊行僧と竜神(2)		秋月　俊也
東日本大震災をめぐる雑感　−大災害と歴史家−		宮井　善俊
第6号（2010.06）
1000円
特集・金井清光氏追悼
【巻頭言】金井清光氏を偲ぶ―追悼特集にあたって
重源の不断念仏と「時衆」		大塚　紀弘
【研究ノート】一遍上人五十二代・霊随上人の六字名号塔について		保坂　健次
熊野神託再考 　―『一遍聖絵』巻第三・聖戒宛の「たより」を読み直す―		矢崎佐和子
【資料紹介】京都東山・長寿庵左阿彌所在五輪塔について		佐藤　亜聖
【書評】其阿弥覚『謎のごあみ』		秋月　俊也
鎌倉時代における連名のある鐘銘の登場とその背景		湯川　紅美
真宗准門跡の婚姻と養子縁組		美馬　　弘
第5号（2009）
1000円
特集・中世の律僧と時衆と
【巻頭口絵・解説】埼玉県川口市所在名号板碑断片		小野澤　眞
【特別寄稿】民衆史の中の善光寺		常磐井慈裕
遊行僧と竜神(1)		秋月　俊也
中世律家の地方展開(1) 　―失われた律院を訪ねて(1)―		大塚　紀弘
泉涌寺開山への諸相		西谷　　功
洛陽三十三所観音に関する調査報告(1)		細川　武稔
『遊行上人縁起絵』における助動詞「き」		矢崎佐和子
一遍と賦算・聖地 　−文永十一年の四天王寺・高野山・熊野−		渡邊　浩史
【コラム】当麻無量光寺		渡邉昌佐樹
第4号（2008）
品切れ
【研究ノート】『太平記』考証ノート(1) 　―聖護院庁ノ法眼玄基・万里小路宣房五部大乗経供養小考―		坂口　太郎
【研究ノート】中世の葬送儀礼と神祇信仰 　―神道書の一隅から―		舩田　淳一
【研究ノート】「時衆」再考 　―林譲氏の近論を承けて―		小野澤　眞
中世泉涌寺教団関係文献目録稿補遺(1)		大塚　紀弘
高野山関係文献目録(後編)		宮野　純光
第3号（2007）
500円
祖師・高僧像における表象性と機能性 　―慈恩大師像をめぐって―		多川　文彦
近世村落における寺子屋と子供組の関係 　―長野県を事例として―		若林　弘吉
【研究ノート】栄西と俊ジョウ 　―禅律仏教の祖師として―		大塚　紀弘
高野山関係文献目録(中編)		宮野　純光
第2号（2006）
500円
【巻頭口絵】番場蓮華寺梵鐘・附解説		小野澤　眞
『一遍聖絵』と『遊行上人縁起絵』の国語学的研究 　―助動詞「き」「けり」をめぐって―		矢崎佐和子
マラルメと自然の詩学 　―クラチュロス的問いをめぐって―		立花　　史
【史料紹介】近世公家日記に見る番場蓮華寺 　―翻刻史料を中心として―		古賀　克彦
高野山関係文献目録(前編)		宮野　純光
第1号（2005）
300円
【巻頭口絵】宇都宮一向寺銅造阿弥陀如来坐像・附解説		小野澤　眞
中世的天岩戸神話に関する覚書		舩田　淳一
「善光寺時供養板碑」について		伊藤　宏之
【史料紹介】『南都北京受戒事』		大塚　紀弘
【研究ノート】時衆四条道場金蓮寺歴代浄阿の上人号について		古賀　克彦
中世泉涌寺教団関係文献目録稿		大塚　紀弘