柳田国男 研究論集

柳田国男の会編


※第1号・第4号は品切れ

第6号(2008.08)
1500円
シンポジウム「場としての民俗学−関西と柳田国男」
 問題擾起 「大阪民俗談話会」を考える 佐藤 健二
 講演 五来重先生の学問
 −仏教民俗学から日本宗教民俗学へ−
豊島  修
 講演 民俗学の展開と関西 岩井 宏實
柳田国男と日本近代化
−遠野物語から戦後の教科書まで−
メレック・オータバシ
柳田国男山人論の系譜 小山  清
いま必要なこと 磯波 正博
蝦夷の地から 成田 育男

第5号(2006.12)
1500円
柳田国男の会第12回大会
2006年7月1日(会場・早稲田大学戸山キャンパス)
シンポジウム『先祖の話』再考
 趣旨説明 矢野 敬一
 戦没者の遺書に見る他界観念 高見 寛孝
 近代墓地行政の視点から 大山 裕史
コメント 振り出しに戻る−シンポのコメントに代えて 土居  浩
大会自由報告
 柳田国男の年譜を作る 小山  清
 鉄道旅行の楽しみと柳田國男の伝説論 野村 典彦
投稿論文
 柳田国男のヨーロッパ通信 石井 正己

第4号(2006.02) 品切れ
1500円
特集【柳田国男生誕130年記念シンポジウム:京都で読む柳田国男】
記念講演:京都でまなんだ柳田国男                    加 藤 秀俊
主な登場人物―京都で柳田国男と民俗学を考えてみる―        菊地 暁
三つ子に鮒鮨―昭和七年・京都における民俗学/土俗学について―  土居 浩
戦後京大学派による柳田民俗学受容  鶴 見 太郎
文化史学と民俗学                            林  淳
コメント:京都という社会の中で学知の構造を考える            小林 丈広
コメント:「運動としての民俗学」の歴史を織りなおす           佐藤 健二
近代日本の林野問題と森林造成―柳田国男の林野観を通して―    福田 恵
柳田国男と日本マルクス主義
 ―媒介項としてのマルクス「ザスリーチあて手紙」―
藤井 隆至

第3号(2004.12) 
1500円
シンポジウム「1920?30年代 郷土・メディア・民間伝承」
  メディアとしての雑誌 石井 正己
  郷土誌・史編纂と「民間伝承」へのまなざし 矢野 敬一
  柳田民俗学と郷土の教育 小国 喜弘
  柳田民謡論の可能性と困難 武田 俊輔
柳田国男の「常民」に関する考察 金 廣植
日本文化講義講師柳田国男 中村 治人
柳田國男と文庫本 田中 正明

第2号(2003.12)
1500円
喜田貞吉の民族史論と柳田国男の「一国民俗学」
−大正六年前後の交渉から−     
中村 生雄
「〈日常生活〉研究」の経験
−今和次郎の考現学と柳田国男−
伊藤 遊
柳田国男と杉英三郎 小山 清
人身御供と柳田民俗学
  −六車由実『神、人を喰う
  −人身御供の民俗学』をめぐって−
                               
                      
報告者 六車 由実
  コメンテーター
 飯島 吉晴・中路 正恒

第1号(2002.12) 品切れ
1500円
初期柳田国男の洋書体験―Fokloreとの出会い 高橋 治
『柳田国男全集』新年譜作成についての視点
―年譜から何を読み取るかの問題提起にかえて―
小田 富英
『柳田国男全集』の編集から見えてきたもの 佐藤 健二
柳田国男の著作集・全集・論集 田中 正明
柳田国語教科書における言葉
―「国語は世を新しくする」を中心に―  
佐野 比呂己
<エッセイ>吉四六さん改訂 福井 直秀

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