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帝京大学山梨文化財研究所研究報告 帝京大学山梨文化財研究所 【取扱終了】 |
第15集(2011.05) | |
2000円(税別) | |
<特集「土器の胎土分析と製作地推定」> | |
光学顕微鏡観察による土器製作地推定の論理と根拠 −砂礫試料取扱い上の問題点を中心として− |
松田光太郎 |
長野盆地南部における粘土に関する一考察 | 水沢 教子 |
化学成分からみた縄文〜平安時代の土器の胎土 −利用粘土層・岩片含有土器についての考察− |
松本 建速 |
阿玉台式土器胎土の岩石学的手法による予察的検討 −松戸市八ヶ崎遺跡の事例から− |
河西 学 |
石囲炉の象徴性 | 櫛原 功一 |
甲斐曽根丘陵地域における中・後期古墳の様相 | 宮澤 公雄 |
考古学からみた律令制下の東国内における技能・技術交流 | 平野 修 |
中近世移行期の石材を用いた河川護岸施設 | 畑 大介 |
第14集(2010.05) | |
2000円 | |
<特集:治水と利水の考古学> | |
古代日本における利水・治水の様相 | 木下 晴一 |
古代治水構造物とその技術 | 小山田宏一 |
中世甲斐国における井堰の開発 −上条堰を対象にして− |
西川 広平 |
太閤堤について −宇治川太閤堤跡の発掘調査事例を中心に− |
永野 宏樹 |
近世河川の護岸堤防における付属構造物の「水制」 −とくに枠木(木枠)について− |
北垣聰一郎 |
引っ張り構造をもつ護岸施設の展開 | 畑 大介 |
堤防遺跡における胴木の変遷 | 斎藤 秀樹 |
廃屋墓・土坑墓にみる縄文人の空間認識 | 櫛原 功一 |
考古学からみた古代内陸地域における塩の流通 −8世紀代から9世紀代における甲斐国の事例を中心に− |
平野 修 |
静岡県東部地域出土曽利式土器の肉眼観察胎土組成 −破魔射場遺跡・押出シ遺跡にみられる土器の移動− |
河西 学 |
第13集(2009.05) | |
2500円 | |
<特集:「古代地域社会の諸相」> | |
古代と中世の衢 | 笹本 正治 |
武蔵国府と市−国府市と古代の衢− | 荒井 健治 |
古代地域社会における河川交通について | 井上 尚明 |
高座郡衙(西方A遺跡)の成立とその社会 | 大上 周三 |
土器の交流からみた古代の衢 | 田中 広明 |
信仰関連遺構・遺物からみた古代の衢 | 平野 修 |
建築単位からみた7世紀末から8世紀初頭の郡庁院建物遺構について | 室伏 徹 |
儀礼空間としての国庁・郡庁 −儀制令18元日国司条の周辺− |
大隅 清陽 |
縄文時代中期の竪穴住居内における空間区分 | 櫛原 功一 |
古墳時代祭祀における土製模造品の出現と展開 | 入江 俊行 |
胎土組成からみた内耳土器の地域性 −長野と山梨の事例から− |
河西 学 |
木工沈床の一考察 −藤井下河原堤防遺跡の事例を中心に− |
畑 大介 |
第12集(2005.03) | |
4000円 | |
<特集:韮崎市上手沢遺跡と縄文集落> | |
山梨県韮崎市上手沢遺跡発掘調査報告 | 平野 修 |
下吉井式土器、木島式土器、花積下層式土器 | 渋谷 昌彦 |
環状集落の成立過程 −縄文時代前期における集団墓造営と拠点形成の意味− |
谷口 康浩 |
縄文人の方位観 | 嶋崎 弘之 |
農耕開始期の居住システムと住居構造 −中部高地・関東を中心に− |
小林 青樹 |
台形土器の研究 | 櫛原 功一 |
古柳塚古墳の研究 | 古柳塚古墳研究会 |
御陵山信仰遺物の研究 | 御陵山信仰遺跡研究グループ |
百済における地方の軒丸瓦について −扶安「古青林寺跡」出土瓦を中心として− |
李 タウン |
第11集(2003.03) | |
2500円 | |
<特集:古墳時代中期の諸様相> | |
五領式から和泉式への転換と中期古墳の成立 | 田中 裕 |
石製模造品の編年と儀礼の展開 | 河野 一隆 |
曲刃鎌とU字形鍬鋤先 ―「農具の画期」の再検討― |
魚津 知克 |
中期古墳における副葬鏃の特質 | 鈴木 一有 |
古墳時代中期における日韓鉄鏃の一様相 | 水野 敏典 |
長野市飯綱社古墳出土の鉄鏃 ―未報告資料の紹介― |
風間 栄一 |
鉄製f字形鏡板付轡の編年とその性格 | 中條 英樹 |
シナノの古墳時代中期とその前・その後 ―新来文化受容期の二相北南― |
西山 克己 |
合掌形天井の埋葬施設について ―いわゆる合掌形石室についての再整理― |
飯島 哲也 |
古墳時代中期における小規模墳の一様相 ―甲府盆地を例として― |
宮澤 公雄 |
石材管理と石器製作 ―山梨県天神堂遺跡の黒曜石原産地推定と原産地クラスターの抽出から― |
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保坂 康夫・望月 明彦・池谷 信之 | |
初論 中国南朝前期の金属工芸 | 藤井 康隆 |
第10集(2002.05) | |
2500円 | |
<特集:中近世石造物と社会> | |
五輪石塔の造立目的 | 小林 義孝 |
一遍の墓は誰がたてたか ―石工・聖・そして民衆― |
山川 均 |
遠江東部における中世石塔の変遷とその意義 ―造塔からみた中世社会の成立と解体― |
桃崎 祐輔 |
武蔵型板碑の消長と宝篋印塔・五輪塔 | 諸岡 勝 |
近世仁王経碑の歴史的背景 | 藤澤 典彦 |
近世墓標からみた京都府南山城地域の社会的繋がり | 朽木 量 |
近世墓標研究の射程 ―墓石から何を読むか― |
時津 裕子 |
石造馬頭観音の歴史資料性 ―甲州を中心に― |
平野 修 |
『家忠日記』にみる戦国期の水害と治水 | 畑 大介 |
若草町所蔵の治水利水に係る仕様帳・出来形帳の類について | 田中 大輔 |
第9集(1999.12) | |
3500円 | |
<特集:中世城館の考古学> | |
「館」発生の考察 | 工藤 清泰 |
「館跡」「城跡」という遺跡 | 飯村 均 |
居館と詰城 −発掘成果から見た山城の成立過程− |
中井 均 |
居館の出現とその意義 | 山川 均 |
銭貨を埋納する掘立柱建物跡 −史跡七戸城跡北館曲輪発掘調査の事例から− |
小山 彦逸 |
首が護る城 | 山口 博之 |
瓦器、その城館的なるもの −北東日本の事例から− |
水澤 幸一 |
戦国期の城・町・街道 −越前を中心にして− |
岩田 隆 |
城郭が語る地域史 −四国西南部の中世城郭調査事例から− |
松田 直則 |
城の成立と展開 −甲斐国中世城郭史序説− |
山下 孝司 |
焔硝蔵の成立をめぐって | 畑 大介 |
<小特集:土器から在地・地域を考える> | |
精製土器と粗製土器 −学史的検討と土器型式による地域認識の問題− |
阿部 芳郎 |
土器生産地推定における在地 −岩石学的胎土分析から推定する土器の移動− |
河西 学 |
縄文土器に含まれる粗粒物質のテクスチュアル・アナリシス −製作地と製作技法解明への一試論− |
谷口 陽子 |
第7集(1996.09) | |
3000円 | |
<特集:古代の土地開発> | |
日本古代の在地社会研究と開発の問題 ―開発肯定史観の克服に向けて― |
宮瀧 交二 |
植生変化からみた古代の土地開発 | 鈴木 茂 |
古代の地形環境と土地開発・土地利用 | 高橋 学 |
古代仏教と土地開発 ―山梨県内の事例から― |
平野 修 |
古代の土地開発と地鎮め遺構 | 江浦 洋 |
窯業生産と古代の土地開発 ―松本市北東縁における様相― |
山田 真一 |
牧と古代の土地開発 | 高島 英之 |
条理と土地開発 ―静岡平野における方格状地割りの導入と展開― |
佐野 五十三 |
初期荘園と土地開発 | 北野 博司 |
多摩川中流域における沖積地の開発 ―沖積地の遺跡と開発の契機を探る― |
福田 健司 |
信濃における奈良・平安時代の集落展開 ―松本平野東南部、田川流域を中心として― |
原 明芳 |
金川扇状地の土地開発 ―甲斐国分寺周辺の集落― |
猪股 喜彦 |
古代における山峡地域開発の一様相 ―甲斐東辺部地域における土器様相から― |
宮澤 公雄 |
第6集(1995.05) | |
3500円 | |
<特集:縄文時代中・後期の住居をめぐる諸問題> | |
柄鏡形住居の柱穴配置 | 櫛原 功一 |
縄文時代の柄鏡形敷石住居址の発生について | 本橋 恵美子 |
柄鏡形住居の一構造 ―張出部をめぐる空間処遇の理解― |
秋田 かな子 |
竪穴住居から見た縄紋時代後・晩期 ―房総半島北部(北総地域)を中心とした変化について― |
菅谷 通保 |
縄文時代掘立柱建物址に関する諸議論 | 石井 寛 |
八ケ岳山麓とその周辺地域の縄文後期前半集落の形成と変遷について | 小宮山 隆 |
配石内出土の石皿の呪的性格について ―関東周辺地域の事例を中心に― |
中森 敏晴 |
民族誌からみた縄文時代の竪穴住居 | 武藤 康弘 |
第5集(1994.08) | |
3000円 | |
<小特集:中世城館と民衆> | |
「民衆」と「城館」研究試論 ―特に考古学的資料を中心に― |
中井 均 |
戦国大名武田氏の地域防衛と民衆 | 山下 孝司 |
山城と聖地のスケッチ | 飯村 均 |
前田館跡・遠倉館跡(宮城県丸森町)について ―「村の城」論に関する事例研究― 歴史学と歴史史料― |
松岡 進 |
史学史的にみた歴史史料― | 谷口 一夫 |
堤防考古学の視角と課題 ―甲州の事例を中心に― |
畑 大介 |
中部・関東地方の遺跡出土黒曜石の原産地 ―山梨県の遺跡に関する推定例― |
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輿水 達司・戸村 健児・河西 学・吉川 和男 | |
安徽巣県銀山古人類化石地点鹿化石のEPR研究 | |
梁 任又・徐 雲華・彭 子成・輿水 達司・戸村 健児 | |
史料紹介 江戸幕府の文政七年の陸奥国の勘定目録 | 笹本 正治 |
武田領国における「郷請制」の構造 | 平山 優 |
編著史料と戦史の取り扱いを考える ―長篠の合戦を材料にしたひとつの試み― |
太向 義明 |
第4集(1992.07) | |
3000円 | |
考古地磁気と古地磁気による年代学 | 渡辺 直経 |
戦国時代の職人・商人―甲斐を事例として― | 笹本 正治 |
岩石鉱物組成からみた縄文土器の産地推定 ―山梨県釈迦堂遺跡・郷蔵地遺跡・柳坪遺跡の場合― |
河西 学 |
横根・桜井積石塚古墳群の検討―分布調査の成果を中心として― | 宮澤 公雄 |
甲斐国分寺瓦の変遷 | 櫛原 功一 |
山梨県内出土の墨書土器と線刻土器 | 平野 修 |
甲州屋敷神考―山梨県北西部の祝神祭祀を手がかりに― | 影山 正美 |
第3集(1990.12) | |
4000円 | |
中部日本における稲作農耕の起源とその波及(序説) ―プラント・オパール土器胎土分析法による試み― |
外山 秀一・ 中山 誠二 |
『時代区分』考・序論2 | 谷口 一夫 |
<シンポジウム:戦国期城下町と城> | |
仙台領『要害』の近世以前 | 鈴木 真一郎 |
下総本佐倉城について―「惣構」の検討― | 柴田 龍司 |
有岡城下町の構造と都市史的位置付け | 前川 要 |
瀬戸内の港津都市と戦国期城下町―讃岐香西浦と塩飽笠島浦― | 池田 誠 |
中世城下町甲府の立地と都市プラン | 数野 雅彦 |
八王子城と市と町 | 土井 義夫 |
新潟県の戦国期城下町について―中小規模城下を中心にして― | 坂井 秀弥 |
戦国・織豊期の城下町について―城館址研究との関係をめぐって― | 小島 道裕 |
戦国大名武田氏の金山支配をめぐって | 笹本 正治 |
焼畑跡地の植生復元に関する調査 | 長沢 利明 |
増穂町明王寺薬師如来立像について | 鈴木 麻里子 |
第2集(1990.03) | |
2500円 | |
<シンポジウム:関東・中部各都県の道祖神祭 ―道祖神祭祀とその周辺> |
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山梨県の道祖神祭 | 堀内 真 |
静岡県の道祖神祭 | 木村 博 |
神奈川県の道祖神祭 | 小川 直之 |
東京都の道祖神祭 | 畠山 豊 |
埼玉県の道祖神祭 | 内田 賢作 |
群馬県の道祖神祭 | 都丸 十九一 |
長野県の道祖神祭 | 倉石 あつ子 |
小正月と年中行事 ―山梨県富士吉田市新屋の事例― |
長沢 利明 |
埼玉県大里郡大里村の口承文芸 | 榎本 直樹 |
東北大学狩野文庫蔵『神社小志叢』『名所小志叢』目録 | 久野 俊彦 |
第1集(1989.05) | |
3000円 | |
八ケ岳南麓地域とその周辺地域の縄文時代中期末土器群の胎土分 | |
河西 学・櫛原 功一・大村 昭三 | |
鉄製柄付手斧について | 宮沢 公雄 |
奈良・平安時代集落出土の鉄鏃をめぐる若干の問題 ―山梨県内を中心として― |
平野 修 |
中世城館址研究の一視点について ―特に経営主体者をめぐって― |
萩原 三雄 |
『時代区分』考・序論1 | 谷口 一夫 |
遺跡の立地環境の復原 ―滋賀、比留田法田遺跡・湯之部遺跡を例に― |
外山 秀一 |
出土鉄器ウォッシング法の基礎的研究 | 鈴木 稔 |
山梨県道志村の口承文芸とその背景 | 堀内 真 |
東京都山間部の年中行事 | 長沢 利明 |
明治前期における山間部村落の就業構造 ―南都留郡足和田村大嵐地区の場合― |
斎藤 康彦 |
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