東北日本の食 『遠野物語』と雑穀・飢饉
『遠野物語』ゼミナール2006講義記録


遠野物語研究所 編集・発行

2007年3月刊・新書判・324頁・並製本・カバー装
1000円
【主要目次】
 
第1講 基調講義 柳田国男の食文化研究―――石井 正己
−『遠野物語』から『食物と心臓』へ−
第2講 記念講演 日本の食生活―――加藤 秀俊
第3講 明治・大正期の遠野の食生活―――高柳 俊郎
第4講 遠野の飢饉史「宝暦および天明の飢饉」の諸相について―――大橋  進
フィールドワーク 三穀飯体験
第5講 人々は何を食べてきたのか―――菊池 勇夫
−雑穀の役割を考える−
第6講 シンポジウム『遠野物語』と食文化―――(司会)三浦 佑之(パネラー)石井正己・菊池勇夫・大橋 進・高柳俊郎