房総に息づく出羽三山信仰の諸相 對馬郁夫著 2011年10月刊 A4判・236頁・並製本 2381円 (税別) 品切れ |
|
出羽三山の行人でもある著者が、房総全域を歩いて出羽三山信仰の実態を明らかにする。 全編オールカラーの写真とその解説で構成。 |
【主要目次】 |
出羽三山参りの今昔 1 道中手形・行屋精進・旅立ちの行屋梵天・道中日記等 2 羽黒参詣と宿坊での一夜参籠 3 宿坊を出立し羽黒山から主峰月山のお室へ 4 月山から総奥の院湯殿山ご宝前へ 5 六十里越街道と真言四か寺 三山行人の宗教活動 1 供養塚の発掘と出土遺物 2 梵天納めの大供養と朝飯供養 3 海号行人・木色一世行人による行人寺 4 石塔に刻まれた梵字が語る真言密教の影響 5 八日講を中心とする諸々の行法 6 他山霊場並刻の三山塔 7 道標を兼ねた三山塔(行人墓) 8 結縁補任状と峰中行人の補任状 9 三山行人による奉納額と絵馬 10 三山行人の葬送儀礼と多様な行人墓 11 講演による三山信仰の啓蒙活動
|