有明干拓社会の形成
入植者たちの戦後史
佐賀学ブックレットB

鬼嶋淳・藤永豪著
佐賀大学地域学歴史文化研究センター発行

2014年3月刊
A5判・147頁・並製本・カバー装
ISBN978-4-87294-99-2 C1321
800円 (税別)
有明干拓事業は、1946年に県営から国営に移管され、54年に入植開始。完工するのは1969年であった。戦後の失業救済や食料増産、農家の次三男対策という国家の政策的枠組みによって造成された有明干拓地ではあったが、そこでの暮らし地域社会を実際に創り上げていったのは、間違いなく、入植者たち自身である。そうした有明干拓地という「場」の形成について、入植者個人に焦点を当て調査を行い、入植に至るまでの経緯や動機、入植後の営農や暮らしなどの様子を、入植者の言葉を紡ぎながら描く。そこから浮かび上がってきたのは、干拓という佐賀の地域的特徴とあわせて、戦後日本における人びとの必死かつ懸命な“生きる”ための選択と判断、行動、そして、思いであった。
【主要目次】

T 佐賀県における干拓の展開と国営有明干拓事業
U 干拓事業を担った人びと
V 入植のはじまり
W 入植した人びと
X 干拓地の基盤整備と暮らし

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