「花祭り」の意味するもの 早川孝太郎『花祭』を超えて 山ア 一司 著 (元 愛知県富山村教育長/1939年生まれ) 2015年9月刊 A5判・316頁・上製本・カバー装 ISBN978-4-87294-929-2 C3039 6800円 (税別) |
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早川孝太郎『花祭』(1930年)刊行から85年。その詳細にして厖大なモノグラフを超えて花祭りの成立と展開を明らかにし、祭りの意味を探る。 前著『花祭りの起源―死・地獄・再生の大神楽―』(岩田書院 2012年)で花祭りの起源を明らかにし、その祭りの性格を解明した著者が、本書では、これまで未解明であった花祭りの成立過程とその歴史を究明し、「花祭り」のもつ意味や、祭りが寛永から寛文期に修験者によって創始されたことなどを、地元に残る史料をもとに解明する。 |
【主要目次】 |
第1章 花祭りの源流と修験道 |