伊予河野氏
論集 戦国大名と国衆18

山内 治朋 編
(愛媛県歴史文化博物館学芸員/1970年生まれ)

2015年9月刊
A5判・356頁・並製本・カバー装
ISBN978-4-87294-928-5 C3321
4800円 (税別)
本書は、伊予河野氏に関する論文のうち、戦国期を対象とした基本論文11編を再録し、あわせて、研究動向を整理しながら現到達点から見えてくる戦国期の河野氏像をまとめた編者による総論を付す。
【主要目次】
総論 伊予河野氏の系譜と政治的動向             山内 治朋
山田康弘 「戦国期伊予河野氏と将軍」
(『四国中世史研究』10、2009)
川岡 勉 「戦国期伊予の国成敗権と領主権―高野山上蔵院文書を手がかりに―」(『伊予史談』355、2009)
西尾和美 「天文伊予の乱再考―「高野山上蔵院文書」を手がかりとして―」(川岡勉編『高野山上蔵院文書の研究』2009、『四国中世史研究』9、2007)
中平景介 「河野通直(牛福)の家督相続について―代替わり時期の検討を中心に―」(『伊予史談』344、2007)
得能弘一 「戦国期における海賊衆能島村上氏の動向―河野氏との関係を中心として―」(『四国中世史研究』10、2009)
中平景介 「元亀年間の伊予―来島村上氏の離反と芸予交渉―」
(『四国中世史研究』10、2009)
桑名洋一 「河野通直(牛福)と能島村上氏の関係について―「屋代島村上文書」を中心にして―」(『伊予史談』344、2007)
山内 譲 「長宗我部元親のいわゆる四国統一について」
(『伊予史談』290、1993)
桑名洋一 「伊予における天正の陣についての考察―河野氏家臣団の動きを中心に―」(『四国中世史研究』7、2003)
中平景介 「伊予河野氏と四国国分について―村上通昌の帰国をめぐって―」(『湘南史学』17、2008)
西尾和美 「伊予河野氏文書の近江伝来をめぐる一考察」
(『四国中世史研究』10、2009)

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