古代学の風景
−折口信夫・琉球・日本−

保坂 達雄 著
(東京都市大学名誉教授/1948年生まれ)


2015年7月刊
 A5判・246頁・並製本・カバー装
ISBN978-4-87294-916-2 C1091
3000円 (税別)
「本書は、これまで刊行した論文集(『神と巫女の古代伝承論』『神話の生成と折口学の射程』いずれも岩田書院刊)に収録することのできなかった文章を集めて、一書としたものである。解説、書評、エッセイ、それに論文と表現形式も多種多様、長短さまざまである。(中略)一見すると雑然としているように見えるが、テーマや内容に関しては古代学ということで纏まっているかと思う。(中略)解説やエッセイのような たとえ短い文章でも、書き散らすことなど、性格的にも能力的にもできないことから、論文を書くのと同じような気持ちで原稿用紙に向かってきた。その結果が現在の研究テーマや研究方法に繋がっているのならば、意味のない仕事ではなかったと思えてくる。」(本書「あとがき」より)
【主要目次】

T 琉球・日本―歴史伝承と信仰・祭祀・芸能―
   『中山世鑑』、矛盾を孕む史観
   <型>を襲う物語
       ―「佐銘川大ぬし由来記」の説話生成― ほか

U 折口学の宇宙
   新しい折口信夫へ
   折口信夫の仏教観 ほか

V 柳田民俗学一斑
   山人・異人/巫女・遊女/妹の力/柱松・神樹/
   海上の道・日本人の起源/ほか

W 説話の世界
  日本霊異記・今昔物語集・春日権現験記・
  本朝怪談故事・本朝俗諺志・本朝神社考

X 文芸と修辞
   律文と散文 古典の修辞 ほか

Y 研究史略述
   高橋虫麻呂 記紀歌謡 古代の芸能

Z 書評と紹介
   橋本裕之『王の舞の民俗学的研究』/
   福田晃『神語りの誕生』ほか16書

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