近江三上の祭祀と社会 ―民俗の歴史像を描く― 真野 純子 著 (日本民俗学会会員・日本史研究会会員/1948年生まれ) 2015年4月刊 A5判・452頁・上製本・カバー装 ISBN978-4-87294-901-8 C3039 9000円 (税別) |
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「本書で取り扱った滋賀県野洲市三上では、御上神社文書が存在する。三上に鎮座する御上神社には中世後期からの史料が残っている。この史料を中心にしながら、御上神社をふくめた祭祀を観察していくと、三上の人びとが大切にしてきたこと、こだわってきたことなどがわかってくる。つまり、史料と伝承、ときには遺物をとおして三上という地域の風土を筆者は描きたかったのである。」(本書「序」より) |
【主要目次】 |
序 祭祀行事から近江三上を読み解く ―歴史民俗学の手法― |