現代の産育儀礼と厄年観 田口 祐子 著 (國學院大學大学院特別研究員) 2015年3月刊 A5判・348頁・上製本・カバー装 ISBN978-4-87294-899-8 C3039 6900円 (税別) |
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現代の人生儀礼の実態の解明と意義を考察すべく、「安産祈願」「初宮参り」「七五三」「厄年」の4儀礼を取り上げる。前3者は産育儀礼として分類されてもので、対象となる子どもの母親世代にかかわる儀礼ともいえる。厄年は30代女性の関心が特に高いと言われ、前記の母親世代と重なる。そこで、現代社会の象徴でもある東京を中心にして、儀礼の執行者(寺社)と参加者にインタビューやアンケートを実施し、その実態把握に務めた。 |
【主要目次】 |
序 章 |