真田氏一門と家臣
論集 戦国大名と国衆M

丸島和洋 編
(国文学研究資料館特任助教/1977年生まれ)

2014年4月刊
A5判・380頁・並製本・カバー装
ISBN978-4-87294-858-5 C3321
4800円 (税別)
前巻L「信濃真田氏」に続いて、一門・家臣に関する研究11本を再録し、併せて、知行地の問題が家臣と密接に関わるという問題意識で検地について論じた研究3本も再録し、編者の総論を付す。なお、本巻も、信濃上田だけではなく上野沼田についての論考も収める。
【主要目次】
総論 真田氏家臣団の基礎的研究              丸島和洋
原田 和彦 「真田幸村とは」『六連銭』24 2008
竜野敬一郎 「矢沢綱頼の出自と足跡」『上田小県誌歴史研究紀要』3 1976
北村  保 「矢澤家文書について」『松代』7 1994
利根川淳子 「戦国時代における矢沢氏の一考察」『信大史学』28 2003
丸島 和洋 「柏木文書中の小山田十郎兵衛宛文書について―未翻刻の真田昌幸発給文書―」
柴辻俊六編『中世末駿東郡域の領主と在地社会』2004
寺島 隆史 「上田城下町の商家となった武田家臣「海野衆」神尾氏」
『信濃の歴史と文化の研究(二) 黒坂周平先生喜寿記念論文集』1990
山中さゆり 「真田宝物館所蔵恩田文書について―戦国期真田家家臣の一形態―」『信濃』50-7 1998
山口 武夫 「沼田真田藩の郷士制度の成立及その変質過程」『上毛史学』13 1963
赤見 初夫 「沼田真田藩への仕官と帰農―赤見・師岡・矢野一族の場合―」『長野』123 1985
寺島 隆史 「真田氏松代移封と知行給人―「四十八騎浪人」事件を中心に―」『長野』123 1985
小林計一郎 「鈴木右近忠重小伝」『長野』123 1985
黒坂 周平 「小県郡下の古検地帳―近世初頭の塩田地方―」『信濃』3-12 1951
河内 八郎 「真田氏の領国形成過程―昌幸時代を中心として―」
『日本社会経済史研究 近世編』1967
桜井 松夫 「真田氏給人知行地検地帳 解説」『真田町誌調査報告書 第2集』1998

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