日露の戦場と兵士 第四師団野戦衛生隊担架卒の目から見た戦争 岩田書院 史料選書A 西川甚次郎「日露従軍日記」刊行会編 (代表:小田康徳) 2014年3月刊 A5判・180頁・並製本 ISBN978-4-87294-848-6 C3321 2800円 (税別) |
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西川甚次郎(1879-1959)は、24歳の時、1904(明治37)年2月に日露戦争が始まると 3月に入営、翌年9月にポーツマス講和条約より戦争終結後、12月に復員。西川は、前線で戦った歩兵や砲兵ではなく、第四師団の野戦衛生隊員として満州で戦争を体験し、ほぼ毎日、日記を書いた。本書はその日記を翻刻したもので、補注・地図・写真・コラムのほか、解説・年表を付して、庶民の目から見た戦争の実態を理解できるようにした。 |
【主要目次】 |
1大阪召集〔明治37年3月9日〜4月29日〕 |