戦国大名宇都宮氏と家中 岩田選書◎地域の中世14 江田 郁夫 著 (栃木県立博物館/1960年生まれ) 2014年2月刊 A5判・228頁・並製本・カバー装 ISBN978-4-87294-847-9 C3321 2800円 (税別) |
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「下野国内に割拠した宇都宮氏などの戦国大名は、平安時代以来の伝統をもち、室町時代には「屋形」(有力大名)の地位を公認された、いわば守護大名とほぼ同等の存在だった。それが戦国時代を迎えて権力構造を大きく変容させていったわけで、戦国大名宇都宮氏がいかにして成立し、その後どのように変貌していったのか。本書では、戦国期地域権力に共通する一族・家臣団結合である家中をキーワードにして、戦国大名宇都宮氏の実態をあきらかにしたい。」(本書「はしがき」より) |
【主要目次】 |
第一章 宇都宮家中の成立と展開 |