江戸の武家社会と百姓・町人 近世史研究叢書38 中野 達哉 著 (駒澤大学教授/1959年生まれ) 2014年2月刊 A5判・388頁・上製本・函入 ISBN978-4-87294-845-5 C3321 7900円 (税別) |
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「江戸および江戸周辺地域を一体化して捉え、その地域社会の歴史像を描くため、本書では、江戸および江戸周辺の地域社会において展開した人と土地の問題に視点を据え、第一に江戸の武家屋敷を舞台に生起したさまざまな事象・問題、第二に江戸の牢人と江戸での大名家家臣による召し抱え、第三に江戸の武家社会維持のための特別な関係や慣行の形成・変容、といった三つの切り口から考察していく。それは、本来的には、支配関係・主従関係にない武士や百姓・町人が同一の地域に混在することにより生起したものであり、その地域が江戸である。」(本書「序章」より) |
【主要目次】 |
序 章 本書の問題関心と視点 第一編 大名屋敷と地域社会 第二編 江戸の武家屋敷と牢人・江戸抱え家臣
結 章 江戸の武家社会と百姓・町人 |