旗本知行と石高制 白川部 達夫 著 (東洋大学教授/1949年生まれ) 2013年11月刊 A5判・252頁・並製本・カバー装 ISBN978-4-87294-835-6 C3021 3000円 (税別) |
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「本書は、旗本および藩給人知行制、ことに相給知行をめぐる検討を通じて、石高知行制の特質にせまろうとしたものである。 1960年代の幕藩制構造論段階までは、こうした問題は本質的なものとして議論されていた。その後、幕藩制構造論の克服をめざして、国郡制論など領主制の私的主従制をこえた伝統的国家の枠組み論や、役による身分的編成論が提起されるなどして、関心が薄れていったが、そのことの意義は、いささかも減じていない。」(序章より) |
【主要目次】 |
序 章 旗本知行と石高制によせて T 旗本知行と分郷 U 旗本知行論をめぐる批判に応えて V 給人知行と石高制
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