ひとり出版社「岩田書院」の舞台裏 Part3
      2008-2013
付:「岩田書院」前史

岩田 博 著
(岩田書院代表/1949年生まれ)

2013年8月刊
B6判・160頁・並製本・カバー装
ISBN978-4-87294-820-2 C0095
1500円 (税別)
今年2013年は、岩田書院創立20周年にあたります。1993年の創立以来20年。ここまで続けてこられたのは、皆様のおかげだと、心より感謝申し上げます。
いままでに作った新刊は 818点。その1点ずつに「新刊ニュース」をつくり、その裏面に「裏だより」を書き続けてきました。その最初の10年分を『ひとり出版社「岩田書院」の舞台裏』(無明舎出版刊、2003年)として出してもらいました。そのあとの5年分を『同2003-2008』(小社刊、2008年)として刊行、そして、この5年分を、懲りずに出すのが今回の Part3です。
執筆当時、話題になった話もいくつかありますが、3冊目になると、さすがにマンネリ化、というか、いつも愚痴話、最近は毒づくようになってきました。そこで「裏だより」を再録しただけでは商品価値が低いと思って、今回は「「岩田書院」前史」を収録しました。
これは、私が岩田書院を起こす前にいた名著出版時代に、『月刊 歴史手帖』の編集後記に書いていたものです。ただ、これを読んでも、同じようなことが出てきて、20年前も今と変わらないことをやってたのが判るだけで、おもしろいものじゃないですね。すみません。
【主要目次】

いよいよ「東京国際ブックフェア」/
製作原価の公開/
新聞の書評効果(があった話)/
雑誌「地方史研究」取扱開始/
各社とも悲惨な結果です(図書館の購入数)/
原稿整理・校正雑感/
またもや詐欺が/
言ってはいけない/
新新・7日間の記録/
片道の交通費で(学会販売に)/
「九相図」3刷/
税務署がやってきた/
お詫びと回収のお願い/
「本の山」が「本の海」になった程度で(事務所の震災被害)/
殉死・失踪・病死(ひとり出版社の終わりかた)/
研究者人口1県1桁?/
年末年始の過ごし方/
やりたくない仕事/
製本所、廃業/
あと7年(で終わりに)/
こりゃ、若者のやることだな/
夢の20周年記念パーティー/ほか

付:「岩田書院」前史
 名著出版『月刊 歴史手帖』編集後記(1987-1991)

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