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只野真葛論
男のように考える女 近世史研究叢書34 Thinking Like a Man:Tadano Makuzu (1763-1825) 2006 ベティーナ・グラムリヒ=オカ (上智大学准教授)著 上野未央 訳 2013年6月刊 A5判・378頁・上製本・函入 ISBN978-4-87294-808-0 C3321 7900円 (税別) |
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只野真葛(ただの・まくず)(宝暦13(1763)-文政8(1825)年)。江戸後期の女性文学者・国学者。 『赤蝦夷風説考』の著者として知られる仙台藩医師・工藤平助の娘。本書はジェンダー概念を分析視角として、真葛の生涯とその思想を分析・考察する。 第1部で、父平助の影響、作家としての出発、馬琴との交流の意味などを探り、第2部で、主著『独考』を英訳し真葛の思想を、より深く理解する(本書日本語版では、原文と、英訳の日本語訳を適宜併記する)。 |
【主要目次】 |
第1部 真葛の生涯 第2部 ひとりかんがえ(独考) 参考文献/索引 |
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