岩付太田氏
 論集 戦国大名と国衆K

黒田 基樹 編
(駿河台大学教授/1965年生まれ)

2013年4月刊
A5判・252頁・並製本・カバー装
ISBN978-4-87294-797-7 C3321
4000円 (税別)
岩付城(さいたま市岩槻区)を本拠とした岩付太田氏は、扇谷上杉氏の家宰太田氏の流れをくむ一族であり、戦国前期に扇谷上杉氏を主導した太田道灌の子孫の一流にあたる。
本書には、前島康彦『太田氏関係文書集』の解説をはじめ、岩付太田氏研究に不可欠の基本論文17編を再録し、巻頭に編者の総論を付し、今後の研究の進展を図る。
【主要目次】
総論 岩付太田氏の系譜と動向               黒田 基樹
利根川宇平 「岩付太田氏の支配」(『川島町史』通史編上巻、2007)
黒田 基樹 「江戸太田氏と岩付太田氏」(『北区史研究』1、1992)
黒田 基樹 「太田永厳とその史料」(『戦国史研究』26、1993)
利根川宇平 「後北条氏の進入と太田資時(全鑑)」(『川島町史』通史編上巻、2007)
大圖 口承 「岩付城主太田資顕とその資料」(『戦国史研究』11、1986)
岩井  茂 「太田左京亮全鑑とその文書」(『歴史手帖』3-6、1975)
前島 康彦 「太田三楽論」(『太田氏関係文書集』2、1962)
利根川宇平 「太田資正の時代」(『川島町史』通史編上巻、2007)
杉山  博 「上杉輝虎(謙信)と太田資正(道誉)−三戸文書の再検討−」       (『埼玉県史研究』2、1978)
前島 康彦 「太田氏関係文書集第六について−とくに三戸文書と三戸氏について−」 (『太田氏関係文書集』6、1974)
竹井 英文 「岩付太田氏と難波田城」(『一橋研究』35-3、2010)
冨田 勝治 「『織田文書』等について」(『戦国史研究』7、1984)
前島 康彦 太田源五郎氏資論 付:恒岡氏と太田下野守家系」    (『太田氏関係文書集』5、1970)
利根川宇平 「太田氏資の時代」(『川島町史』通史編上巻、2007)
前島 康彦 「梶原政景論」(『太田氏関係文書集』3、1963)
前島 康彦 「太田安房守資武状について」(『太田氏関係文書集』4、1964)
前島 康彦 「岩付城主太田氏衰亡論」(『太田氏関係文書集』4、1964)

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