関東近世史研究論集 全3巻

関東近世史研究会(会長:澤登寛聡)編

2012年11月刊
A5判・総1140頁・上製本・カバー装
揃24700円 (税別)分売可
【関東近世史研究会創立50周年記念論文集】
関東近世史研究の到達点を示し、今後の研究の方向性を示唆する論文41編を収録。
内容別に、1「村落」、2「宗教・芸能・医療」、3「幕政・藩政」の全3巻に編集し、各巻冒頭に収録論文要旨を掲げる。
【1 村落(編集担当 佐藤孝之・榎本博)】 
ISBN978-4-87294-774-8 C3321
364頁
7900 (税別)
【収録論文】
 T 村と村人
近世前期土豪の変容と村内小集落
 ―武蔵国久良岐郡永田村服部家を事例に―
鈴木 直樹
近世土豪百姓の土地所持と村外分家の創出
 ―武蔵国幡羅郡四方寺村吉田六左衛門家を事例に―
栗原 健一
近世前期における下総台地の野と牧場 ―寛文期を中心に 佐々木克哉
近世地域文書管理史研究の現状と課題 高橋  実
 
 U 村の経済
近世前期の土地売買慣行 ―埼玉県小川地域の事例から 宮原 一郎
近世中期債務処理の展開 ―足柄下郡根府川村を素材として 荒木 仁朗
融通の村落社会史 高尾 善希
 
 V 村と生業  
近世山村における山地利用の特性 ―上州山中領の秣場争論から 佐藤 孝之
近世房総南部の漁業展開と村 ―「海高」の成立と漁場認識の生成 出口 宏幸
近世前・中期、東上総沿岸地域における酒造業の展開
 ―夷隅郡鵜原村を中心に―
高橋 伸拓
摺物にみる近世「農書」の地域的展開 榎本  博
 
 W 幕末期の村
幕末期における地域指導層と「強情」者 ―武州多摩郡下図師村を事例に 坂本 達彦
慶応四年武州北部の農民騒乱 長谷川伸三
【2 宗教・芸能・医療(編集担当 澤登寛聡・木村涼)】 
ISBN978-4-87294-775-5 C3321
364頁
7900 (税別)
【収録論文】
 T 宗教
内山善三郎と江戸富士講身禄派田邊流の再興
 ―内山講の結成を中心として―
澤登 寛聡
関東における淡島信仰 原 淳一郎
近世日光山祭礼役の存立形態 ―半役・無役・明屋敷賄の考察 山澤  学
開発をめぐる言説と宗教施設 ―武蔵野新田小川村を例として 菅野 洋介
近世「御朱印」寺社の所領特質と制度的展開 保垣 孝幸
関東地域の鉱山開発と寺社の対応 ―明和期足尾銀山の試掘を中心に 田中 信行
黒羽藩『創垂可継』所収「賞罰例類」に見る入寺判例 井上  攻
 
 U 芸能
江戸三座における木戸番の存在形態 ―寛政議定証文を素材として 木村  涼
諦観の社会文化 ―「因果」の語りからみた近世民衆の心性 須田  努
近世後期江戸周辺地域における相撲興行 ―武蔵国多摩郡を中心に 土屋 喜敬
 
 V 医療  
幕末江戸の病家における医療選択の実態
 ―病人瀧澤太郎の介護記録を手がかりとして―
中山  学
幕末期の宗教者と医師 ―府中六所宮神職にみる医師・蘭学・種痘の一考察 長田 直子
幕末・明治期における淘道 ―自助論的人格陶冶の修行 大舘 右喜
【3 幕政・藩政(編集担当 西沢淳男・川上真理)】
ISBN978-4-87294-776-2 C3321
412頁
8900 (税別)
【収録論文】
 T 幕領支配
幕領・代官史研究の現状と課題 和泉 清司
文化期下総国飯沼地域の藤岡陣屋支配忌避運動 小松  修
二宮尊徳の幕領仕法 早田 旅人
関東代官の検見廻村 西沢 淳男
 
 U 地域編成
享保改革期における江戸周辺銃炮稽古体制の確立 桑原 功一
都市の中の鷹場 ―江戸における浪人・犬統制を中心に 山ア 久登
幕末期の浪士徘徊と広域治安連携
 ―薩摩藩邸焼き討ち事件後の武蔵・相模―
中根  賢
江戸における銅の流通構造 ―鍋釜と古銅を中心に 滝口 正哉
 
 V 大名  
天保期における老中職公用方役人と情報管理 ―老中日記の作成と収集 大友 一雄
近世大名における儀礼の身体化 ―寛延三年観世元章の勧進能を素材に 川上 真理
近世後期喜連川家の所領支配と権威 泉  正人
東廻り航路における海上輸送と破船処理
 ―那珂湊周辺の破船処理過程を中心に―
井上 拓巳
 
 W 陪臣
幕末期旗本家来の一形態
 ―武州多摩郡境村年寄喜七こと西村喜兵衛の場合―
森  安彦
輪王寺宮家臣大沢氏に関する一考察 田渕 正和
近世中後期における村役人のネットワーク 落合  功

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