八戸藩「遠山家日記」の時代

三浦 忠司 著
(八戸歴史研究会会長/1948年生まれ)

2012年8月刊
A5判・242頁・並製本・カバー装
ISBN978-4-87294-763-2 C3021
2800円 (税別)
八戸藩士遠山家の日記をもとに、7代平馬の時代(寛政年間)から9代庄七の時代(幕末)まで、江戸勤務もふくめた地方武士の暮らしぶりを、武家社会や時代相とともに描く。
「東奥日報」新聞連載記事を再構成。
【主要目次】

序 章 書き継がれた遠山家日記
 地方武士の暮らし/
 遠山家の家族/
 遠山家の知行高

第1章 平馬の遠山家相続と日記の執筆開始
 上級武士の仲間入り/
 八戸移住と急養子/
 日記の書き始めと諸芸の稽古奨励/
 ばば様江戸より到着/
 番丁に居宅拝領/
 妻の死後すぐに再婚/
 風邪と麻疹の流行/
 拝知からの徴税/
 奉公人の逃亡/
 知行地の経営/
 初めての江戸勤番へ/
 三徳盗難事件/
 久慈百姓騒動

第2章 目付登用と蝦夷地出兵の危機
 武芸修練と謡曲/
 二度の退役願/
 目付役への登用/
 町奉行就任と八戸大火/
 蝦夷地出兵/
 江戸便りの事件簿/
 江戸煩いと引っ越し騒動/
 子供の行く末と疫病の流行/
 夫婦での外出/
 正月から端午までの年中行事/
 お盆から年末までの年中行事/
 子の誕生と生育儀礼

第3章 江戸勤番と藩財政逼迫
 家族の喜びと悲しみ/
 八戸のリサイクル社会/
 再び目付役に/
 江戸上屋敷類焼/
 町奉行への就任/
 家族の病気/
 嫡男の結婚/
 家屋敷の配置/
 目付と町奉行の勤務/
 水祝と仮年祝/
 藩財政逼迫/
 江戸勤番登り/
 江戸参勤と病気/
 藩札通用停止/
 江戸事件簿/
 退役願/
 侍の窮乏/
 法霊社祭礼のにぎわい/
 殺伐とした世

第4章 藩政改革の始まりと隠居の決意
 藩政改革/
 スローライフ/
 息子の養子縁組/
 国産物を専売/
 突然の不幸/
 藩士の借金/
 拝知の百姓/
 八太郎の開田/
 江戸相撲/
 村娘・町娘の駆け込み/
 娘の嫁入り/
 火事の頻発/
 隠居の決意/
 新羅参拝/
 息子井上元治の死/
 娯楽演芸の盛況/
 長者山三社堂が落成/
 乳幼児死亡率

第5章 屯の家督相続と天保の百姓一揆
 屯、初の御役成り/
 江戸勤番と買い物/
 ソバただ食い事件/
 江戸での休日/
 中興の祖・父の死/
 屯の家族/
 屯の妹たち/
 年中行事/
 水祝・仮年祝/
 御相撲掛/
 天保四年の凶作/
 娘おまさの結婚・離縁/
 百姓一揆/
 一揆の結末

第6章 目付抜擢と薩摩藩との養子縁組み
 遠山の家族/
 大抜擢/
 七年飢渇/
 武者行列/
 若殿の死/
 薩摩と養子縁組/
 薩摩の政治力/
 御朱印掛/
 情報交換/
 天保の郷帳/
 舫掛就任/
 結婚/
 出入町人/
 藩札回収/
 城中勤務/
 武芸修業/
 拝知と小者/
 持地

第7章 庄七の江戸勤番と公武合体の根回し
 藩主の公武合体運動/
 藩主の侍従昇進

付「遠山家関係年表」

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