瀬川清子
−女性民俗学者の軌跡−

岡田 照子 編著
(岐阜女子大学名誉教授・伊勢民俗学会代表/1927年生まれ)

2012年5月刊
A5判・588頁・上製本・カバー装
口絵6頁 付録地図「若者宿・娘宿の分布」(2色刷1枚)
ISBN978-4-87294-743-4 C3039
8200円 (税別)

瀬川清子(1895-1984)の未発表資料(「二十歳の自伝」、インタビュー、書簡など)を収録し、さらに、初期の民俗学研究論文や、短歌などを再録して、草創期の女性民俗学者としての瀬川と、大正・昭和という時代を強く生きた女性としての瀬川の軌跡を明らかにする。
編著者は、瀬川から大妻女子専門学校(現大妻女子大学)で教えを受け、その後、民俗学研究の道を歩んだ。本書では第1編で、瀬川の生い立ちから、民俗研究の原点である忌屋研究や、若者と娘をめぐる民俗など研究史上の位置づけをし、瀬川の学問の意味を問う。

【主要目次】

第1編 瀬川清子研究
  清子の生い立ちから東京での就職まで
  瀬川清子の原点
  本書収録資料の解題と解説

第2編 瀬川清子の遺産
第1部 自伝/日記・ノート
  二十歳の自伝(未発表原稿)
  金蓮花
    ―わが夢のあはきに似たる金蓮花(川端道子編)
第2部 短 歌
  日記・ノートから(川端道子編)/
  『アララギ』から(刀根卓代編)
第3部 民俗研究補遺
  百五十年前の庶民の衣生活/
  生活と民俗研究/
  関東地方の鄙村に於ける婚域と夫婦の年齢差について/
  若者宿・娘宿の分布
第4部 瀬川清子に聞く
  大正女性の民俗/
  NHK放送人生読本「たくましき女たちと」/
  インタビュー
第5部 書 簡(岡田照子宛 1945-83年)
第6部 瀬川清子略年譜/
     著作目録/
     調査地一覧(岡田照子・刀根卓代編)

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