近世飛騨林業の展開 −生業・資源・環境の視点から− 近世史研究叢書27 高橋 伸拓 著 (千葉県文書館嘱託/1980年生まれ) 2011年9月刊 A5判・368頁・上製本・函入 ISBN978-4-87294-704-5 C3321 8400円 (税別) |
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飛騨国高山役所の性格と役割、飛騨幕領における林業政策の実態と意義、という点に留意し、生業・資源・環境の視点から、広く日本の林業史を捉え直す。 第1部では、近世初期の高山藩時代から明和〜寛政期の林業政策の展開を検討し、採材的林業から育成的林業への移行を跡づける。 第2部では、明和〜寛政期の休山政策後の飛騨林業の展開過程を、明治10年代からの山林の官民有区分までを見通す。 |
【主要目次】 |
序 章 本書の課題と構成 第1部 飛騨国の幕領編入と林業政策の展開 第2部 近世後期〜近代移行期の飛騨林業の展開 索 引 |