中近世 伊勢神宮地域の貨幣と商業組織

千枝 大志 著
(本居宣長記念館研究員/1976年生まれ)

2011年2月刊
A5判・462頁・上製本・函入
ISBN978-4-87294-673-4 C3021
8400円 (税別)
本書は、14世紀末から17世紀初頭の、伊勢神宮の周辺地域の経済構造について、特に貨幣と商業組織に着目して基礎的な検討をおこなう。
第1部で神宮地域における貨幣流通史を実態的に描写することで、具体性を帯びた形で当地独自の経済構造を提示し、それを踏まえて第2部で、経済構造の高度な独自性を商業組織の実態論で考察を加える。
【主要目次】
 序章 本研究の視座と課題
第1部 伊勢神宮地域をめぐる貨幣流通の実態とその構造
 第1章 15世紀末から17世紀初頭における貨幣の地域性
 ―神宮地域を事例に―
 第2章 神宮地域における貨幣流通構造
 第3章 神宮地域における銀の普及と御師の機能
 第4章 神宮地域における永楽銭の流通
 第5章 伊勢大湊をめぐる貨幣流通構造に関する一試論
 ―永禄三年『古日記』の銭名記載に着目して―
第2部 伊勢神宮地域をめぐる「商業地域」と「商業組織」
 第6章 神宮地域内における「商人宿」の物流構造
 ―特に伊勢河崎の川湊機能に着目して―
 第7章 伊勢山田における「近地域間構造」
 第8章 伊勢神宮内部の経済構造
 ―外宮門前町山田と外宮子良館との経済的接点を中心に―
 第9章 神宮地域における「商業地域」と「流通様相」
 ―特に水産物流通と商業組織に着目して―
 第10章 伊勢山田における地域特性の形成と変容
 終章 総括と課題

ご注文へTOPEへ