岩井正浩氏の神戸大学退職を機に、友人・教え子たちが論文を寄稿。
人間と音楽とのかかわりを、民族・民俗・教育などの分野から考察した22編を収録。 |
【主要目次】 |
|
四国3収容所におけるドイツ軍俘虜の音楽活動 |
岩井 正浩 |
T |
|
民俗芸能の流布と変容
―田楽の伝承をめぐって― |
植木 行宣 |
小浜島の《いらんぞーさ》の伝承をめぐって |
加藤冨美子 |
福山市蔵王のはね踊り |
片桐 功 |
U |
|
雅楽における「復元」の理念 |
寺内 直子 |
18世紀上方の三味線音楽界における宮古路系浄瑠璃 |
長江 浩子 |
小唄の芸術化への過程
―昭和30年代小唄ブームにおける爪弾きと撥弾きをめぐる論争を例として― |
寺田真由美 |
楽器編成から見た神楽の分類とその分布 |
小島 美子 |
能の復曲をめぐる一試論 ―《菅丞相》を事例に― |
北見真智子 |
V |
|
北の太鼓のリズム |
谷本 一之 |
中国映画《さらば、わが愛》から会得する中国音楽に関する知見 |
増山 賢治 |
音楽的身体を考える
―マレーシアの芸能にみられる身体の構築から― |
卜田 隆嗣 |
W |
|
音楽と脳科学 ―音楽療法への寄与― |
村井 靖児 |
「創造」へといざなう竹の「地力」
―現代日本における竹の音楽文化を視点として― |
牧野 淳子 |
異なる感性メディア表現の相互関連に関する研究
―感状イメージの重回帰モデル― |
柴眞理子ほか |
明治10年S.M.タゴールが日本に寄贈したインド楽器と音楽書 |
塚原 康子 |
戦後京都市の芸術文化行政史 |
槇田 盤 |
X |
|
子どもの創るうたvs.子どものために作られるた歌 |
坂井 康子 |
養育者と子どもの間にかわされる音楽的なことば |
岡林 典子 |
音楽と国境 |
J.S.ALVAREZ-TALADRIZ |
『尋常小学唱歌』の評価とその指導法
―田村虎蔵と福井直秋の《日の丸の旗》教育方法比較― |
鈴木 治 |
台湾の小学校音楽教育における1962年改訂国民小学音楽科課程標準の意味 |
岡部 芳広 |
|
|
岩井正浩 業績一覧 |
|
|
|
|
|
  |