都市民俗研究の方法
都市民俗基本論文集 第1巻
(全4巻・別冊2/第1回配本)


2009年10月刊
A5判・428頁・上製本・函入
ISBN978-4-87294-582-9 C3339
14800円 (税別)

初刷本に大量の誤植があります。訂正版を作りましたので、お取り替えいたします。
下記↓をご参照のうえ、お申し付けください。

新刊ニュースの裏だよりNO.672
なお訂正版には、奥付に「訂正版」という表示をしてあります。

評者:阿南透(『日本民俗学』278  2014.05)
柳田国男以降の、都市民俗の基本文献を再録し、巻頭に編者による総論を付す。
【収容内容】 
都市民俗の発見 倉石 忠彦
 
第1章 柳田国男の都市論  
 埋蔵された都市論 原  広司
 柳田国男の都市論 宮田  登
 都市の象徴性−柳田国男の都市像から− 桜井  厚
 常民と流民 上田  篤
 
第2章 都市の民俗
 村と町の民俗 桜田 勝徳
 都市内部の葬送習俗 千葉 徳爾
 都市民俗のとらえ方 宮田  登
 都市民俗の創造 牛島 史彦
 都の世界 古川  彰
 
第3章 都市民俗学の誕生
 民俗学の現代的意義 関  敬吾
 都市と民俗学 倉石 忠彦
 都市民俗学への道 宮田  登
 都市民俗学研究ノート 高桑 守史
 都市と民俗学 牧田  茂
 民俗学における都市研究の諸前提 高桑 守史
 都市民俗研究への一視角 有末  賢
 
第4章 都市民俗学の方法
 都市民俗学の方法 倉石 忠彦
 都市民俗学の予備的考察
  −東京大田区での民俗調査を経験して−
岩本 通弥
 都市民俗論の基準 宮田  登
 都市民俗学論再考 茂木  栄
 伝統都市の民俗社会構造 小林 忠雄
 都市民俗史への視角 赤田 光男
 「都市」の発見・「民俗学」の発見 森栗 茂一
 
【続刊】
第2巻*都市と都市化      内田 忠賢〔解説〕 第2回配本
第3巻*都市生活の諸相     小林 忠雄〔解説〕 第3回配本
第4巻*都市民俗の周辺領域   有末  賢〔解説〕 第4回配本
別冊1*都市民俗文献目録    八木橋伸浩〔編〕 第6回配本
別冊2*都市民俗生活誌文献目録 内田忠賢〔編〕 第5回配本

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