秩父札所と巡礼の歴史 佐藤 久光 著 (元 種智院大学教授/1948年生まれ) 2009年9月刊 A5判・202頁・並製本・カバー装 ISBN978-4-87294-571-3 C0021 2000円 品切れ |
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『遍路と巡礼の社会学』『遍路と巡礼の民俗』(人文書院)の著者が、12年ごと(午年)におこなわれる総開帳や、33か所ではなく34か所の霊場など、西国巡礼や四国遍路にはみられない「秩父巡礼」の特異性を、歴史的文献や、納札・石碑などの史料、8ミリ映像や新聞記事を活用し、アンケート調査による実態把握をふまえて、明らかにする。 |
【主要目次】 |
序 章 研究の視点と秩父札所の成立 第1章 秩父札所の堂宇、伽藍 第2章 秩父札所の三十四ヵ所制 第3章 秩父札所の開帳と巡礼者 第4章 秩父札所の復興 第5章 現代の秩父巡礼の動向と実態 附録 秩父札所めぐり地図 |