中国の文化財とナショナリズム
 −列強による破壊と中国人による発見−

宮田 満 著
(東京都福生市教育委員会/1951年生まれ)

2010年9月刊
ISBN978-4-87294-081-7 C3022
A5判・304頁・上製本・カバー装
3200円(税別)
本書は、中国近代が始まった1840年から、中華人民共和国が建国された1949年、経済復興を経て第1次5カ年計画が達成される1958年に至るまで、2度制定された文化財保護法を研究の対象とし、「古物保存法」などの法令・規則・通知などの史料を時代情勢のなかで分析し制定の契機などを明らかにする。列強の進出と内戦が繰り広げられるなかで、中国の人々が「国」というものを意識し、文化財に「国の光」、「ナショナリズムの旗幟」としての価値を発見し、その保護に際しての困難と、それにかけた情熱の歴史的過程をまとめる。
【主要目次】
  
第1章 列強の中国文化財の破壊と中国人による文化財の発見
第2章 『古物保存法』の制定
第3章 日中戦争と文化財の保護
第4章 中華人民共和国過渡期の文化財保護政策
第5章 第1次5カ年計画の進行と文化財保護政策
二十世紀 中国文化財保護年表
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