旅する民間宗教者 −歓待と忌避のはざまに生きて− 西海 賢二 著 (古橋懐古館館長/1951年生まれ) 2017年3月刊 四六判・198頁・並製本・カバー装 ISBN978-4-86602-990-0 C3021 2600円 (税別) |
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かつては、木食・遍路・修験者・陰陽師・御師・六部など、様々な人が村にやって来た。 彼ら村に入り来る民間宗教者(宗教的職能者)と、彼らを迎えた村びとたち。 彼らは村びとから、歓待されつつも、忌避される対象でもあった。 しかし、その村びとたちは講を組織し、彼らに導かれ霊地に参詣し、遊山もするのである。 本書は、そのような民間宗教者と庶民の具体像を明らかにしようとする。 |
【主要目次】 |
第一章 近世の木食僧 |