山岳宗教遺跡の研究 時枝 務 著 (立正大学教授/1958年生まれ) 2016年7月刊 A5判・296頁・上製本・函入 ISBN978-4-86602-971-9 C3021 6400円 (税別) 品切れ |
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著者は『修験道の考古学的研究』(2005)、『山岳考古学−山岳遺跡研究の動向と課題−』(2014)、『霊場の考古学』(2014) を刊行してきたが、いずれも山岳宗教を直接扱ったものではなかった。 そこで本書では、考古学の方法により、山岳宗教遺跡の個別的検討を通じて、山岳宗教史の研究を目指した。 従来、その研究方法は、文献史料か民俗資料に立脚するものが主流をしめていたが、古代・中世の霊山の実態を物語るものは稀で、実証的な研究が困難な場合が多い。そこで注目されるのが考古資料であり、その活用によって研究成果を上げることが期待できる。 本書は、その具体的な研究成果である。 |
【主要目次】 |
序 章 |