戦国期越中の攻防 「境目の国」の国人と上杉・織田 中世史研究叢書30 高岡 徹 著 (元 富山県庁勤務/1950年生まれ) 2016年8月刊 A5判・380頁・上製本・函入 ISBN978-4-86602-968-9 C3321 8000円 (税別) 品切れ |
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越中は、東西勢力の境界線に位置する国として、戦国大名は育たなかったが、上杉や、一向一揆、織田・豊臣など、周囲の大勢力に常に揺さぶられ続けた。それは「境目(さかいめ)の国」が置かれた宿命でもあった。 本書には、そうした歴史的風土の形成に関わる戦国期越中の様相を、さまざまな角度から扱った論考を、国人の世界、上杉氏と越中、織田氏と越中、佐々成政の戦い、鉄砲と越中、の5部に分け、12編収めた。 |
【主要目次】 |
T 国人の世界 |