徳川権力と中近世の地域社会

所 理喜夫 著
(元駒澤大学名誉教授/1929-2015)


2016年5月刊
A5判・528頁・上製本・函入
ISBN978-4-86602-962-7 C3021
11000円 (税別)
『徳川将軍権力の構造』(吉川弘文館 1984)に収録されなかった論考(講演録も含む)を集成し、地域社会とのかかわりのなかで徳川権力をとらえ、各期の徳川権力を位置づける。
【主要目次】

 T 中世の権力と社会
十六世紀初頭における今川権力と松平権力
十六世紀初頭における三河松平氏の権力形態
戦国大名今川氏の領国支配機構
 ―天文・弘治期における三河国の事例―
戦国大名の領国構造 ―松平=徳川氏を中心として―
戦国期江戸地域社会の史的展開
 ―江戸城将遠山氏と太田氏を中心にして―

 U 徳川権力と地域社会
将軍権力論 ―成立過程とその歴史的意義をめぐって―
徳川家康「関東入国」の歴史的意義
江戸幕府創業期における国郡制と「領」の構造
改易・転封策と街道の整備
 ―関ヶ原戦直後の東海道・中山道を事例として―
郷土における近世の成立
結城・佐竹旧領下における備前検地と小農経営
土浦土屋藩主歴代と江戸幕府奏者番
利根川東遷論と江戸川
江戸幕府と利根川東遷事業
「小流寺縁起」考 ―江戸幕府の利根川治水政策と関連して―
近世における地域概念考察の一前提
 ―北下総石下地域を事例として―
歴史と民衆 ―常総地域と佐渡ヶ島を事例として―
十七世紀における常総地方の文化人と江戸文化人
外郎売考

 V 日本中近世史研究と地方史研究・史料保存
日本中近世史の史学史的一考察
 ―中近世史研究の統一的把握の一前提として―
地域学と地方史研究 ―十七世紀の佐賀地方を事例として―
日本学術会議と地方史運動

私の七十年の歩み/所 理喜夫先生 著作目録


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