若狭路の王の舞
中世の芸能を伝える祭り
若狭路文化叢書20

写真:吉田(よしだ)俊雄(としお) 解説:垣東(かきとう)敏博(としひろ)
編集・発行:若狭路文化研究所
発売:岩田書院

2025年3月刊
A4判(横長)・86頁・並製本・カバー装
ISBN978-4-86602-837-8 C3321
2000円 (税別)
「本書は、若狭路(福井県嶺南地域)の神社の祭りで伝承されてきた民俗芸能の「王の舞」について紹介するもので、…王の舞の見学や撮影、調査、研究等のためのガイドブックとして活用していただくことを期待している。
 本書には、若狭路でこれまで伝承されてきた16か所と、近縁復活したものを合わせ、17か所の王の舞とその祭りを写真と文で紹介し、簡単な解説を加えるとともに、参考文献一覧を収録した。
 800年以上前の中世前期の芸能が、今もなお上演され続けている若狭路の王の舞やその祭りは、生きた芸能史の史料であり、全国的にみても非常に貴重な無形民俗文化財である。」
 (垣東敏博「刊行にあたって」より)
【主要目次】 カラー写真56頁
写真で見る若狭路の王の舞とその祭り 吉田 俊雄
 信露貴彦神社・久豆彌神社/織田神社/彌美神社/宇波西神社/
 多由比神社/国津神社/天満社/天神社/能登神社/闇見神社/
 石比古神社 (〓=木+安)/日枝神社/天満宮/廣嶺神社/
 椎村神社/伊弉諾神社/阿奈志神社
解説 若狭路の王の舞
垣東 敏博
 若狭路の王の舞とその祭り/過去に存在した若狭路の王の舞/
 王の舞の祭りの特色/王の舞の特徴/
 地域で伝承されてきた神事芸能
付:関係地図/研究史/参考文献

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