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仮装と俄の祭礼絵巻 福原 敏男 編著 (武蔵大学教授/1957年生まれ) 2020年3月刊 A4判・184頁(カラー96頁)・並製本・カバー装 ISBN978-4-86602-812-5 C3039 12000円 (税別) |
本書は、近世中後期における数都市の臨時祭を祝う仮装(かそう)文化を中心とし、練物や即興のパフォーマンス「俄(にわか)」に注目し、絵画史料や文献史料により解明することを主題とする。 なかでも18世紀後半の大坂玉造稲荷砂持と、19世紀半ばの大坂市中三社の臨時祭における仮装や踊りを主とし、加えて18世紀の京都祇園祭、尾張鳴海八幡宮、丹波亀岡出雲社祭、19世紀の広島と京都の砂持、近代の金沢尾山神社の祝祭や、庄内鶴岡天満宮祭、東京博覧会や臨時祭、群馬の会社の花見の余興などの仮装や踊りの画像を紹介、考察する。 |
【主要目次】 |
近世中後期における大坂臨時祭の仮装文化 |
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