日本史のまめまめしい知識3
ぶい&ぶい新書0003

日本史史料研究会(にほんししりょうけんきゅうかい)

2018年9月刊
新書判・258頁・並製本・カバー装
ISBN978-4-86602-810-1 C0221
1000円 (税別)
今回のテーマは「日本史のしっぽの先」。27編収録。
【主要目次】 
 T 歴史の常識
1 江戸図の中の大木戸─ランドマークの描かれ方 竹村  到
2 これぞ本当の骨肉≠フ争い
 ─天皇の土葬回帰と「死ぬ天皇」の復活─
久水 俊和
3「与力」と「家臣」 功刀 俊宏
4 ゴッド・ファーザーの意地 細川 重男
5 中世禅院の「のれん」 大塚 紀弘
6 流されて日向─「知」は身を助ける 西  光三
7 太田道灌と太田資長 長塚  孝
 
 U こだわりの史実
8 明智光秀の「名字授与」と家格秩序に関する小論 中脇  聖
9 江戸時代中期、摂北地域の茶の湯にもたらした
 公家家領の影響
八尾 嘉男
10 大坂の陣と文禄堤 片山 正彦
11 最後の鎌倉将軍・守邦親王の兄 久保木圭一
12 男衾三郎絵詞と吉見観音霊験譚 山野龍太郎
13 安房妙本寺の開山日郷と開基佐々宇氏のこと 佐藤 博信
14 室町期の皇族、木寺宮とその下向 赤坂 恒明
15 慈悲深すぎる地蔵菩薩 生駒 哲郎
16 家移り儀礼から見た中世後期の「家」妻の位置 加栗 貴夫
17 三宝院満済と嵯峨勝鬘院 川口 成人
18 熊本藩主細川家と「細川家文書」の関わりに
 ついて
岡田 謙一
19 高野山遍照光院快正─頼慶との争いに敗れて 村上 弘子
 
 V 史料と向き合う
20 南宮山からの撤退戦についての
 毛利秀元発給の感状
白峰  旬
21「正慶四年」と称名寺湛睿 鈴木 由美
22 素眼筆蹟影写本『新札往来』とその原本切 坂井 法曄
23「家忠日記」の中の挿画─人魚の絵からひろげて 大嶌 聖子
24 戦国期の書状における源頼朝の記載
 ─天正10年5月 上杉景勝書状
千葉 篤志
25 これって忖度?お坊さんの名前が変えられた!
 ─遊行末寺の上人号
古賀 克彦
26『陰徳太平記』所収「香川勝雄大蛇を斬る事」
 ─挿話の裏と類縁
浅野 友輔
27 僧侶の名前 関口 崇史
28 読者のページ  

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