誓願寺文書の研究 戦国・京都・総本山 誓願寺文書研究会(代表:平野明夫) 編 2017年12月刊 B5判・総922頁・函入 ISBN978-4-86602-805-7 C3021 揃8400円(税別・分売不可) 品切れ |
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誓願寺(京都市中京区新京極)は、現在浄土宗西山深草派総本山で、開基は天智天皇6年とされる。荘園を持たなかった誓願寺は、本尊の霊験による多くの人たちからの信仰を集め、さい銭収入が多く、それを経済基盤としていた。度重なる火災にあいつつも、その都度復興を果たし、江戸時代の境内地は6000坪であった。誓願寺文書は現在198点伝わるが、戦国期が充実しており、その内容も京都の町を研究する際の重要な史料とされる。本書は、その全部を翻刻し、関係史料も収録。併せて、誓願寺の歴史を明らかにし、第三部「研究編」では14編の論文を収める。さらに「誓願寺所蔵文書」の写真版を、別冊として付した。 |
【主要目次】 |
■誓願寺文書の研究 上製本・742頁+カラー口絵4頁 ■別冊:文書写真 並製本・176頁
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