本書は江戸幕府の領知宛行制確立過程について検討し、併せて領知宛行状の価値認識に関する問題を、近年進展著しい近世史料論や歴史アーカイブズ学に結びつけて明らかにする。
学位論文「領知宛行制の確立と徳川将軍の儀礼」(國學院大學)に新稿を加え、大幅改稿。 |
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| 【主要目次】 |
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| 序 章 |
研究の意義と研究史の整理/
問題の所在と課題設定/本書の構成 |
| 第一部 |
江戸幕府確立期の領知宛行 |
| 第一章 |
慶長期徳川将軍の領知宛行 |
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家康将軍任官以前の領知宛行/
一万石以下の武将への領知宛行/
家康・秀忠の領知宛行状とその性格/
慶長十八年の領知朱印状 |
| 第二章 |
慶長六年の徳川家康の自筆領知宛行状 |
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慶長六年の知行目録/
小笠原定信宛知行目録の発給者/
自筆領知宛行状発給の意義 |
| 第三章 |
元和三年・寛永十一年の領知朱印改と徳川政権 |
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元和三年の領知朱印改/
寛永十一年の領知朱印改/
転換期としての寛永十一年の領知朱印状 |
| 第四章 |
領知宛行状の石高をめぐって |
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寛永十一年の領知朱印改と山内家の領知宛行状/
領知宛行状の石高と増石要求/
その後の増石要求のゆくえ |
| 第二部 |
領知宛行制の確立と領知宛行状認識の展開 |
| 第五章 |
寛文印知以降の領知朱印改 |
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綱吉期の領知朱印改/貞享期以降の領知宛行制/
家宣・吉宗期の領知朱印改 |
| 第六章 |
領知宛行制史における元禄七年令の位置
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元禄七年令の含意と歴史的背景/
宝暦六年間部詮房宛領知判物写の再検討 |
| 第七章 |
初期徳川将軍の領知宛行状の記憶をめぐって
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近世中期における記憶/曖昧な記憶の創出/
近世後期における記憶/
曖昧な記憶の創出論理と泰平の世 |
| 付 論 |
徳川将軍文書の焼却にみる近世の文書認識
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徳川将軍文書の焼却/
江戸幕府による 徳川将軍文書の回収と文書の焼却/
徳川将軍文書の焼却作法と近世の文書認識 |
| 終 章 |
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