仙台藩の武家屋敷と政治空間

野本 ( のもと ) 禎司 ( ていじ ) 藤方 ( ふじかた ) 博之 ( ひろゆき )

2022年2月刊
A5判・352頁・上製本・カバー装
ISBN978-4-86602-135-5 C3021
6900円 (税別)
本書は、仙台藩の武家屋敷に着目して、武家屋敷地の利用実態および藩領内における政治空間の態様を明らかにする。その基点となるのは、仙台城(二の丸)であり、仙台城下に所在する武家屋敷、さらには家臣の知行地に所在する要害をはじめ在郷屋敷を視野に入れる。
これらの配置や変遷、構成員の性格に留意し、藩領内の政治空間の特徴を明らかにすることによって、武家屋敷を基点とした政治社会史として、藩研究の総合化をはかる。
東北大学東北アジアセンター上廣(うえひろ)歴史資料学研究部門の共同研究(武家文書研究会/仙台城の利用実態に関する復元的研究)の成果。
【主要目次】
序 章 仙台藩の武家屋敷と政治空間
 ―武士の「居場所」への注目―
野本禎司
藤方博之
第一部 城下武家屋敷の利用実態  
第一章 仙台城跡川内地区の土地利用の変遷 菅野 智則
第二章 考古資料からみた仙台城下の武家屋敷地区 菅野智則
柴田恵子
第三章 仙台藩重臣層の武家屋敷の変遷と利用 野本 禎司
第四章 法令からみる仙台城下の武家屋敷 藤方 博之
第五章 明治初年における仙台城下の武家地
 ―小三区の払い下げ出願を事例として
荒武賢一朗
第二部 仙台藩の政治空間と「家」  
第六章 伊達政宗当主期の意思伝達と家臣
 -茂庭綱元関係文書の検討を通じて-
黒田 風花
第七章 近世前期仙台城二の丸中奥の構成員とその処遇
清水翔太郎
第八章 仙台藩宿老の役割
 ―後藤家文書を中心に―
野本 禎司
第九章 登米伊達家「御家政方一件」における家臣団の動向
藤方 博之
第十章 給人家中(陪臣)の足跡
 ―岩沼古内氏・中畑家の事例から―
荒武賢一朗

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