中近世移行期の検地

池上(いけがみ) 裕子(ひろこ)
(成蹊大学名誉教授/1947年生まれ)

2021年12月刊
A5判・372頁・上製本・函入
ISBN978-4-86602-129-4 C3021
7800円 (税別)
本書は、著者がこれまで刊行した2冊の著書(『戦国時代社会構造の研究』1999年 以下A、『日本中近世移行期論』2012年 以下B、いずれも校倉書房)から、検地をテーマとした論文5編を再編集し、近年発表した論考1編を改稿のうえ再録したものである。
第1〜4章は、太閤検地論を批判的に検討した論文で、第5・6章は、個別の検地帳を分析した論文で、そのうちの第6章は、検地帳と、現地調査・聞き取りを組み合わせた村落研究の成果である。
【主要目次】
第一章 織豊期検地論 *A
   石高の性格/年貢収納法
第二章 指出と検地 *A
   耕地面積を記さない指出
 耕地面積を記す指出
 織田信長領の指出と検地
 豊臣秀吉の指出徴収と検地
 東国の戦国大名検地
第三章 大名領国制と荘園 ―織田信長の政策を中心に― *B
   当知行安堵と新知宛行/天正八年の大和指出/丈量検地の開始
第四章 検地と石高制 *B
   太閤検地方式の特徴/斗代・分米の歴史的性格/荘園検注と太閤検地/大名検地と太閤検地
第五章 越後国阿賀北の「安田領検地帳」について *B
   安田氏領と「安田領検地帳」の構成/安田氏直轄領の構成/刈高と貫高
 屋敷・畠・野地と貫高/「安田領検地帳」作成の契機
第六章 天正十九年武州都筑郡岡上村検地帳を読む
   岡上村と二冊の検地帳写/検地の順序と各地区の特徴
 上位分付主一〇人の名請地/分付百姓と分付主
 上位分付主と屋敷登録者の居住地

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