()を養う女たち
養蚕習俗と起源説話

倉石(くらいし) あつ子(あつこ)
(長野県安曇野市豊科郷土博物館勤務/1945年生まれ)

2021年8月刊
A5判・252頁・上製本・カバー装
ISBN978-4-86602-123-2 C3039
5600円 (税別)
信州松本の養蚕農家に生まれた著者が、養蚕の起源説話(神話)をたどり、かつての養蚕習俗や、現在おこなわれている天蚕の習俗を、地元長野のほか群馬をはじめ、韓国・中国にまで足を運んで調査。
養蚕は、なぜ女性の仕事なのかを問い、家蚕<養われる蚕>と天蚕<自養する蚕>をめぐる習俗を明らかにし、「蚕(こ)」を養う(やしなう)女たちの姿を描く。
【主要目次】
序にかえて
第一章 家蚕と天蚕−養われる蚕・自養する蚕−
  家蚕/天蚕/蚕種/
家蚕を飼育する女性たち―催青と女性
第二章 家蚕起源神話
  魏志倭人伝/古事記/日本書紀/続日本紀/
風土記以降
第三章 近世の農書にみる女性と養蚕起源説話
  蚕飼養法記/養蚕秘録/
民俗社会における養蚕起源説話/群馬県の養蚕習俗
第四章 蚕神と禁忌習俗
  蚕を守る神―蛇と猫/蚕の豊蚕を祈る/蚕養いと禁忌
第五章 所与のものとしての養蚕と女性-中国・韓国・そして日本-
  西陵氏が親蚕をおこなった中国/韓国の養蚕
第六章 天 蚕
  安曇野市有明地域の天蚕/有明地区の天蚕視察/
天蚕起源説話/現在の天蚕 育状況/
群馬県中之条町登坂農園の天蚕
終章
参考資料「蚕神起源譚など養蚕習俗資料」/養蚕関係文献目録

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