江戸の庶民文化

日本の伝統を守る会 編
石山秀和(いしやまひでかず)(立正大学教授)
滝口正哉(たきぐちまさや)(立教大学特任教授) 監修


2021年3月刊
A5判・282頁・並製本・カバー装
ISBN978-4-86602-114-0 C1021
3000円 (税別)
「本書は、「日本の伝統を守る会」が発足後10年を経て、日本の伝統に関する勉強会で学んだ知識や調査研究等で得た情報を集大成したものである。特に我々の身近な存在であり、日本の歴史上長期に亙り政治的・社会的に最も安定していた江戸幕府の下で成熟した江戸時代の伝統に焦点を当て、各分野に亙り収録・編纂したもの…」(石山「序」より)

執筆者:秋山伸一・加藤紫識・亀川泰照・窪寺祐司・佐藤勉・清水正樹・津島壽夫・平塚恵春・富士松松栄太夫・松田昌士
【主要目次】

第T章 制度と職業
 江戸時代の身分制度/西川如見著「町人?」/士庶共学の思想
 コラム 度量衡と貨幣単位/江戸時代の改元

第U章 都市整備と経済・文化
 江戸の町整備(家康〜家光時代/明暦大火後の再開発と江戸の拡大)/参勤交代と街道整備/江戸の庶民教育/商業流通の展開
 コラム 幕末の花火/江戸ッ子と地域性/庶民からみた城/手習塾では何が教えられたか

第V章 江戸庶民と寺社
 日本人の信仰と宗教観/寺社参詣の発展/多様化する庶民信仰/盛り場化する寺社境内/寺社から社寺へ―存在意識の変化―
 コラム 江戸の句碑巡り/江戸の絵画・浮世絵/江戸の勧進相撲/江戸東京の稲荷信仰/富士講と幕末の文化

第W章 天下祭と庶民芸能
 天下祭りと江戸/天下祭りの文化的効果/大規模化する寺社の祭礼
 コラム 幕末の芝居文化/江戸庶民の音曲芸能/時代劇の嘘

第X章 年中行事と庶民生活
 江戸の年中行事と行事食/町屋の居住空間/きものと喪服
 コラム 江戸の調味料/精進料理の理想と肉食の現実/江戸の藍染め/江戸の花見/「馬琴日記」にみる江戸の人生儀礼

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