江戸周辺と代官支配 小泉次大夫の事績と顕彰 近世史研究叢書53 斉藤 司 著 (元横浜開港資料館副館長/1960-2019.6.23) 2020年5月刊 A5判・300頁・上製本・函入 ISBN978-4-86602-096-9 C3321 6800円 (税別) |
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著者が生前に刊行を準備していた原稿を、職場の友人や出身大学の後輩が協力して刊行。 「本書は、近世初頭、多摩川下流域における二本の用水(南岸の稲毛川崎二か領用水と北岸の六郷用水)を開削したとされ、江戸城より西南方向の近郊に位置する 武蔵国の幕府代官であった小泉次大夫の系譜と事績について、文献史学の立場から検討する。」(序章より) さらに、明治年間における小泉次大夫を顕彰する活動についても概観した。 |
【主要目次】 |
序 章 本書の課題と構成 |