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奄美沖縄の霊魂観 −生と死の民俗論理− 加藤 正春 著 (ノートルダム清心女子大学名誉教授/1950年生まれ) 2020年2月刊 A5判・380頁・上製本・カバー装 ISBN978-4-86602-091-4 C3039 8000円 (税別) |
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「本書は奄美沖縄の霊魂観の分析を通して、当該地域の出生と死にかかわる民俗論理の抽出を試みようとするものである。本書で論ずる主題は三つからなる。 第一の主題は、死の直後と出生の直後の霊魂のもつ超自然的力に関するものである。… 第二の主題は、赤ん坊の霊魂の囲い込みに関するものである。… 第三の主題は、一身二霊魂観に関するものである。…」(「まえがき」より) 本書は、これまで多くの研究者により、奄美沖縄研究で培われてきた調査・研究資料(事例)にもとづき、それを整理・分類することにより、当地の霊魂観の基層にある「生と死の民俗論理」を明らかにする。 |
【主要目次】 |
第一章 「別れ遊び」儀礼と死者観念 |
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