幕末期の八王子千人同心と長州征討

岩橋清美(いわはしきよみ)(國學院大学・法政大学兼任講師)・
吉岡 孝(よしおかたかし)(國學院大学教授) 編

2019年11月刊
A5判・234頁・並製本・カバー装
ISBN978-4-86602-081-5 C3021
3000円 (税別)
評者:鴎(『日本歴史』864  pp120  2020.05)
本書は、第二次長州征討に従軍した八王子千人同心の日記9種を分析対象とする。
各日記記載の期間は、千人同心が第二次長州征討に実際に動員された慶応元年(1865)4月から、長州征討から八王子に戻った慶応2年11月までの場合が多い。
日記の内容は、公式記録としての性格が強く、伝達された通達の写と隊内動向に関するものが多い。これらの日記を読み解くことによって、千人同心の長州征討における役割と実態をあきらかにし、彼らの心情を探る。
編者・吉岡の國學院大学大学院の演習に参加したメンバーを中心に、2018年7月、シンポジウ「八王子千人同心からみた第二次長州征討」を開催。その成果をもとに、新稿も加えて刊行。
【主要目次】 
八王子千人同心長州征討日記の概要 岩橋清美
吉岡 孝
八王子千人同心からみた第二次長州征討 吉岡  孝
                  *  
八王子千人同心における洋式軍隊化の実態 宮澤 歩美
長州出兵時の儀礼と八王子千人同心 高野 美佳
八王子千人同心と医療 西留いずみ
大坂から広島までの八王子千人同心の動向 井上  翼
小倉から大坂までの八王子千人同心の動向 辻  博仁
長州再征における八王子千人同心の行動と意識
 −石田菊太郎「御進発御用日記」を中心にして−
岩橋 清美
結びにかえて−本書成立の経緯 吉岡  孝
八王子千人同心砲隊構成表  

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