戦国大名武田氏の外交と戦争 戦国史研究叢書17 小笠原 春香 著 (駒澤大学非常勤講師/1980年生まれ) 2019年4月刊 A5判・370頁・上製本・函入 ISBN978-4-86602-068-6 C3321 7900円 (税別) |
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「大名間の戦争は外交関係の悪化や同盟の破綻によって起きることが多い。(中略)そこで問題となるのが、戦国大名がなぜ戦争を恒常的に繰り返し、外交を展開したのか、という点である。戦国大名は自立的な地域権力として領国支配を行っていたが、その中で外交・戦争がどのような有効性を持っていたのか、その解明こそが本書の目的である。」(序章より) そのために、武田氏の外交・戦争を段階的に検証していくため、信虎期・信玄期・勝頼期に分けて考察し、織田信長をはじめとする各大名との関係を整理し、併せて、各地の国衆が大名間の戦争にどのような影響を与えたかを検討する。 |
【主要目次】 |
序 章 戦国大名の外交と戦争に関する研究と成果 第一部 大名の外交・同盟 第二部 大名間の戦争 第三部 大名の戦争と国衆 終 章 戦国大名の外交と戦争−甲斐武田氏を事例として− |