女講中の民俗誌 牡鹿半島における女性同士のつながり 戸邉 優美 著 (埼玉県立歴史と民俗の博物館学芸員/1984年生まれ) 2019年2月刊 A5判・308頁・上製本・カバー装 ISBN978-4-86602-067-9 C3039 7400円 (税別) |
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本書では、女性同士のつながりを、女性の講集団と個人同士のつきあいとの、二つの枠組みで捉える。対象とするのは、宮城県牡鹿(おしか)半島に暮らす女性たちで、そこの講集団は近世より「女講中(じょこうちゅう)」と呼ばれ、平成10年代中頃まで活動していた。 |
【主要目次】 |
序 章 問題の所在と研究方法 第一部 女講中と婚礼 第二部 年序集団体系の中の女講中 第三部 女講中を超えて 終 章 女性同士のつながりのダイナミズム
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